2021年8月のお盆が明けたと同時に函館に行ってきました。
夏の北海道は日差しが暑くても風が涼しく気持ちが良い。
各地を見て歩くのも良い季節です。
今回はローカル線に乗ってミニ列車旅に出たり、レンタカーでしか行けない場所に行ったりと普段の函館観光とはちょっと変えてみました。
その1弾としてスマホで買えるようになった市電のフリー切符を買って出かけてみました。
市電24時間乗車券の旅
東京を9時過ぎに出発して14時前に函館に到着しました。
本日から4日間お世話になる駅前のフォーポイントバイシェラトン函館にチェックインして15時頃再出発しました。
まずは、スマホから買える市電1日フリー切符があるのをインスタで教えてもらったのでサイトを探してみました。
調べて見るとDohNaというサイトから買えるようです。(クレジットカード必須)
去年来た時にはスマホで買える切符は無かったですね。
つい最近でしょうか。
観光が多いと何処かでフリー切符を無くしそうで怖かったのですが、これならOKです。
便利になったものです。
その中で市電24時間乗車券なるものも発見。
ちょうど15時なので明日の15時までは市電に乗れるということで購入決定。
明日の14時にレンタカーを借りていたので丁度良い時間です。
湯の川温泉 足湯
先に向かったのは湯の川温泉にある足湯
函館駅前から市電で30分程揺られ、終点のひとつ前の「湯の川温泉」電停で降ります。
ここの足湯は無料で好きなだけ浸かっていられます。
平日でしたがすでに先客が1組気持ちよさそうに和んでました。
湯の川温泉の足湯は無料で誰でも利用できるところが良いです。
電停を降りるとすぐに見えますので場所はわかりやすいです。
観光で歩き回ったら立ち寄るのをお勧めします。
足が軽くなるのがわかりますよ。
気持ちが良くてここから動きたくなくなりました。
ご利用する予定がある場合はタオルを持ち歩くとよいです。
アクセス
次に向かうのは湯倉神社です。
湯倉神社
足湯から5~6分程歩くと湯の川商店街に着きますので立ち寄って見るのも良いかもしれません。
お団子、コロッケなどが食べられるお店があります。
神社はこの先5分ほどになります。
先を急ぐなら市電で終点の「湯の川」まですぐです。
湯倉神社は湯の川温泉はじまりの地でもあります。
湯の川電停からすぐ1分もかかりません。
ぜひ立ち寄ってみってください。
他の神社では見たことが無かったうさぎの石像がありました。
「神兎」と書いて「なでうさぎ」と読みます。
もともとこの神社に祭られている大国主命と兎は縁深いそうで大神様の御慈愛を受けた因幡の白兎にちなみ御祭神の御神徳を受けて欲しいとの事で設置したそうです。
お願い事を祈念しながらうさぎを撫でると良いことがあるかもしれませんよ。
もうひとつここではおみくじを引いてみましょう。
いろいろなおみくじがありますが、函館らしくイカのおみくじがあります。
その名もいかすおみくじ 竹竿でイカを釣ると中におみくじが入っています。
おみくじは北海道の方言で書かれているので面白いです。
ちなみに私は末吉でした。
内容は見なかったことにしたかったので神社に結んできました。
初穂料は400円でした。
アクセス
夕日が綺麗に見えるカフェ
秋から春は早く日が沈むと思いますのでこちらを優先したい方は真っ先に15時過ぎに着くように向かうのが良いでしょう。
日が沈む前にカフェに着きたいので早めに市電に乗って「函館どっく」まで行きます。
市電の端から端の移動となりますので40~50分程見た方が良いです。
「函館どつく」なぜか「つ」が大きな文字なんですよね。
電停からは外人墓地方面に向かいます。
向かう道は坂道なので暑いと少々キツイかも。
電停から歩いて15分ほどでカフェにたどり着きますが入口が分からず四苦八苦。
よく見るとお墓の中を進んでくださいとの案内発見。
申し訳ないようにお墓の中を進んでようやくお店の入口にたどり着くという珍しい体験をしてしまいました。
どうやら、こちらのお店は地図には表記されていない海側にある遊歩道から入るのが本当のアプローチらしく、車道を歩いてくるとお店の裏になってしまうようでした。
着いたのが夏の17時まだ日が高いのですが海がキラキラ光っていてとても綺麗でした。
皆さん夕日が沈むまでの間、各々本を読んだり海を眺めたり。
このカフェは時間が止まっていました。
注文したのはフォンダショコラとカフェラテのセットで850円でした。
夕日が沈み始めると素敵な景色になりました。
アクセス
函館市電 函館どつく前下車 徒歩15分
実はもうひとつ「ティーショップ夕日」というお店も夕日が綺麗に見られるお店として有名ですが、こちらはたまたま定休日でしたので次回のお楽しみにしたいと思います。
セイコーマートでお買い物
ホテルまでの帰り道、市電に乗っていたらセイコーマートのお店が見えたので急遽降りて買い物してみました。
何度も買おうと思っていて買い忘れていた焼きそば弁当ゲット
ラーメンと焼きそばはお土産用に購入。
お惣菜はやけに安くないでしょうか。100円前後で変えてしまうものが多数あり羨ましい限りです。
パスタも100円で何種類もあるのには参った。
夕食はセイコーマートで買った惣菜と駅で買った残り物のお弁当です。笑
ちなみにコンビニの中で写真撮ってると怪しまれるのも嫌だったので写真は無しです。
元町公園・旧函館公会堂
次の日は函館市電 末広町を降り元町公園に向かいます。
電停の少し先にある基坂を登ると元町公園に出ます。
途中には
元町公園
この公園の広場は函館港が一望できるので異国情緒バッチリです。
元々は箱館奉行所や開拓使などが置かれていた道南行政の中心地です。
館内も見学できるようでしたが、コロナ禍の影響なのか閉まっておりました。
旧北海道庁函館市庁舎の後ろに目を向けると派手な建物があります。
旧函館公会堂
それが旧函館公会堂
明治43年に建てられたコロニアル様式の木造洋館で、淡い青とゴールドのようなイエローの組み合わせがとても美しく目が覚めるようでした。
昭和49年には国の重要文化財にも指定されました。
ここ数年、改修工事が行われていて見学が出来ず残念に思っていたのですが、2021年4月にリニューアルオープンしたと聞いて機会を伺っていました。
想像以上に華やかで明治時代当時の調度品もそのままに見るものを惹きつけてくれました。
入ってすぐの球戯室は現在資料室のようになっており館内の調度品などの説明がされておりました。
資料を見てから館内を回ると楽しめると思います。
説明によるとこちらは縁側とのことです。
実はこの窓にあるガラス当時のガラスを使っているので景色が歪んで見えます。
このガラスはすでに製造していないそうで割れたらおしまいとのことでした。
とても貴重なガラスなんです。
こちらの動画で歪んだガラスの様子がわかりますよ。
2階に上がると外観に劣らず華やかな館内には貴賓室や130坪の大広間があります。
息を呑むようなこの広さには感動すら覚えます。
しばし、この場で佇んでしまいまhした。
当時の音楽会などはとても煌びやかな演奏会だったのでしょう。
と想像してみたくなりました。
大広間から外に出るとバルコニーがあります。
バルコニーから眺める港の景色がまた素晴らしく、当時の人もここからの景色を見ていたと思うと感慨深いです。
3月から12月にはクラシックなドレスを着て、豪華なシャンデリアなどを背景に写真を撮ることができる「ハイカラ衣装館」もありましたのでハイカラさんになってみたい方はお試しください。
営業時間・料金
[夏季]4月1日~10月31日
火曜日から金曜日 午前9時から午後6時まで土曜日から月曜日 午前9時から午後7時まで
[冬季]11月1日~3月31日
午前9時から午後5時まで
料金:大人300円 学生/子供:150円
アクセス
- 市電「末広町電停」下車 徒歩7分
- 函館バス「公会堂前」下車 徒歩3分
函館公園
この後、時間があれば函館公園に面白いものがあります。
ちょっと時間があったので函館公園で見たかったものを見に来ました。
まずはポケモンのマンホール
公園内のどこかにあります。
一度この場所を通ったのに気が付かず通り過ぎてしまったというミスを犯してしまいました。
目立ちそうで目立たないトゲキッスでした。
ポケモンが好きな方やお子様と探すのも面白いと思います。
次に見たいのは同じ公園内にあるこどもの国にある観覧車です。
日本最古の観覧車がここにはあります。
登録有形文化財にもなっています。
ちょっと子供向けなのかな?と思いましたので乗るのはやめておきました。
アクセス
函館市電 青柳町から3分
函館バス:53系統 函館公園下車 徒歩1分
まとめ
市電24時間切符を満喫してみました。
端から端までも乗り通したりしましたが、とてもお得な切符です。
24時間の開始時間は乗る直前に開始を押せば良いので時間に無駄がないのが嬉しいです。
切符は900円なので、24時間で基本料金区間を5回乗れば元が取れます。
函館に到着したのが午後であれば使い勝手が増すと思いますので試してみてはいかがでしょうか。
残念なのが、クレジットカードが必須です。
それも、VISAとMasterカードしか対応していませんのでこの辺が改善されてJCB、AMEXが使えると利用する方の幅も広がると思いました。
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