2022年4月 函館駅前から松前半島一周ドライブしてきました。
松前半島をゆっくり海風を感じながら周ると約7〜8時間ほどです。
途中、道の駅があると必ず寄っていましたので結構時間が掛かったと思います。
道の駅巡りを目的としたドライブも各地の水産物、農産物、お土産品を楽しめて良かったです。
同じ道南地域と思っていましたが、販売されているものもそれぞれの道の駅によって特色が異なっていました。
また、北海道の渋滞がないドライブも気持ちがよかったです。
こちらのドライブもおすすめです。
出発は函館(レンタカーを借りました。)
函館駅前でレンタカーを予約をしておきました。
駅前にはいくつもレンタカー店があるのでどこで借りれば良いか悩みます。
そこで私はいつもじゃらんレンタカーで調べます。
お店を選ばなくても金額、車種など全て検索できるし、クーポンも使えてとてもお得です。
今回もクーポンを利用してお得に1日借りました。
ルート
函館を出発して国道228号線を南下します。
途中道の駅があれば立ち寄ってみました。
函館市街地は車も多いのですが、市街地を抜けると信号も少なくなり快適なドライブが楽しめます。
下の地図の赤い部分が今回のルートです。
トラピスト修道院
まず最初に立ち寄ったのはトラピスト修道院
ちょうど函館を出発して30〜40分くらいでしょうか。
ルート的には木古内までの途中になり、疲れもなく余裕かと思いますが立ち寄ってみましょう。
国道からいさりび鉄道の踏切を渡って登り坂ですが、車であればトラピスト修道院まですぐそこです。
トラピスト修道院へ続くこの道はいつ通っても心が洗われる気がします。
トイレもありますのでドライブの休憩がてら立ち寄ってみてください。
駐車場の隣にある売店で有名なソフトクリームが購入できます。
カップとコーンが選べますが、どちらもトラピストクッキー付きで得した気分です。
一度食べたら濃厚な味が病みつきになります。
ソフトクリームを食べ終わったら「道の駅 きこない」へ向けて出発です。
木古内までの道は左に海の先に函館山が見えてとても綺麗です。
写真を撮りたくなったら車を安全な場所に停めてから撮影しましょう。
道の駅 みそぎの郷 きこない
道の駅としては珍しく北海道新幹線、いさりび鉄道の木古内駅が隣にあります。
住所 :上磯郡木古内町字本町338-14(道道383号沿い)
営業時間 :9:00〜18:00(7月~8月夏季延長営業予定)
休館日 :1月31日、1月1日
ちょうどいさりび鉄道の列車が停まっていました。
いさりび鉄道、新幹線でもアクセスできる道の駅のため、鉄道で訪れる観光客もいらっしゃいました。
店内は海産物、近くのトラピスト修道院のクッキー、バターなども並んでいて賑やかです。
季節によって海産物も変わりますのでその時の旬のものが購入できます。
道の駅の裏にはピクニックエリアがありますので購入したものもこちらで食べられます。
お子様向けの遊戯もありますのでちょっとした休憩に良いです。
また近くにはみそぎの浜もありますのでちょっと散歩がてら見に行くのも良いです。
木古内を後にして「道の駅しりうち」に向かいます。
このドライブは左に海を見ながらのドライブになります。
窓を開けると潮の香りがしてきて気持ちが良いです。
この先「しりうち」までは内陸部を走ります。
道の駅しりうち
「道の駅しりうち」は青函トンネルの出入り口に近く、隣の展望台から北海道新幹線の通過シーンが見られる道の駅です。
通過時刻も丁寧に表示してくれているので時間が合えば展望台に上ってみましょう。
敷地内には旧石器時代の墓と見られる日本最古の土壙が発見され、国の重要文化財に指定されています。
演歌歌手の北島三郎の出身地でもあり、物産館にはサブちゃんにちなんだ商品も販売しています。
住所:上磯郡知内町字湯の里48-13(国道228号沿い)
営業時間:8:30〜18:00(4月〜10月)
9:00〜17:00(11月〜3月)
新幹線通過シーンが撮れました
風切り音がうるさいですがご了承ください。
訪問したときは平日の11時頃でしたが、店などの規模は小さめで農産物は売れてしまったのか、ほとんど何も無い状態でした。
レストランなどの併設も無い道の駅です。
道の駅 横綱の里ふくしま
横綱千代の山 千代の富士出身地らしく「横綱千代の山千代の富士記念館」が隣にあり夏になると九重部屋の夏合宿も開催されるそうです。
住所:松前郡福島町字福島143-1(国道228号沿い)
開館時間:9時〜17時
休館日:毎週日曜日
特産品はスルメイカで店内にはイカの水産加工品もありました。
日曜日が休みの道の駅とのことですので、観光に訪れた際には注意してください。
こちらの道の駅の店内はさほど広くなく小規模店舗です。
店内は撮影禁止でしたのでこの先は撮影しておりません。
道の駅近くには青函トンネル記念館がありますので気になった方は見学してみてはいかがでしょうか。
青函トンネル記念館 福島町
世紀の大工事と言われ、トンネル技術を結集して完成させた世界最大の海底トンネル「青函トンネル」。
工事中に実際に使用していた設備重機や工事記録、技術情報などが展示されてます。
中でも青函トンネルの工事中の様子などを映像で見ることが出来ますので難工事だったことがよくわかります。
福島町の資料館は単なる資料のみでしたが、
青森県側にも同じ青函トンネル資料館がありますが、こちらは地下まで降りて見学コースになっていますのですぐ隣を新幹線が通過してる音が聞こえてきます。
住所:北海道松前郡福島町字三岳32 – 2
開館時間:9:00~17:00
入館料:大人400円, 大人(団体300円 ) 小~高校生200円, 小~高校生(団体150円)
ここが吉岡海底駅の跡地では無いですが、駅名標が置かれていました。
現在、どのような状態なのでしょうか気になります。
津軽海峡線が走っていた時代に吉岡海底駅に降りて見学した記憶があります。
夏には子供向けのドラえもんのイベントなども行っていたのを思い出しました。
青函トンネル資料館を満喫したら松前に向かいます。
このドライブの中心的な位置で、大きな観光地でもあります。
道の駅 北前船松前
松前半島の先端に位置しているお城と松前漬けで有名な街です。
住所:松前郡松前町唐津379番地
営業時間:9:00~17:00
※レストラン 11:00~15:00(LO14:30)
※繁忙期時間延長あり
※12月30日と1月2日のみ売店 9:00~15:00
松前で有名なのは松前漬けと思っていましたが、本まぐろも有名とのことです。
お昼はちょっと高めでしたが有名な本マグロ丼をいただきました。
テラスで海を見ながら食べるまぐろは格別の美味しさでした。
できれば松前漬けもちょっとつけて欲しいところです。
松前漬けはその家によって味が変わるとか。地元の方に言わせればお袋の味でしょうか。
また、松前といえば松前城がとても有名。
松前城はすぐ近くなので見学に行きました。
松前城、松前藩
松前城は福山城とも言われており、嘉永3年に着工、安政元年に完成した、最後の日本式城郭です。
住所:北海道松前郡松前町字神明30番地
料金;大人360円 小人420円
松前藩屋敷との共通券
料金:大人620円 小人420円
桜の開花直前に訪問しましたが、先に冬桜が綺麗に咲いていました。
晴れていると天守閣から見える津軽海峡がキラキラと輝いていてとても綺麗です。
右奥が先ほどの道の駅です。
咲いていたのは冬桜
数日後に桜が咲きそうな暖かさでした。
松前藩屋敷
松前城近くに松前藩屋敷のテーマパークがあります。
こちらは江戸時代の松前の街並みを再現しており当時の様子がうかがえます
さながら時代劇の舞台セットのようで楽しめました。
武家屋敷も中に入れますので当時の生活の様子がよくわかります。
この後、松前の街並み散策も良いので観光に徹して、この先の半島一周をしないでここで折り返して函館に戻るのも良いと思います。
観光するのであれば、松前公園内にある5つの寺院が並ぶエリアが良いです。
北海道遺産にも指定されており、江戸時代に小京都と呼ばれていた松前独特の歴史的風情を感じることができます。
それではドライブを続けます。
この先は風力発電の大きな風車が目の前に現れてきます。江差までは海岸線のドライブになりますのでスピードに気をつけて海岸線ドライブを楽しんでください。
車もほとんど走っていなかったので停車して撮影したものです。
このようにずっと風車が続きます。
ということは風が強い地域なので横風に気をつけて走行してください。
道の駅 上ノ国もんじゅ
道の駅もんじゅはそれなりに大きな道の駅です。
レストランも併設されているので食事などもできます。
住所:檜山郡上ノ国町字原歌3
営業時間
文珠館(本館)
9:00〜17:00
特産品販売所
9:00〜17:00(4〜10月)
10:00〜17:00(11月〜3月)
レストラン
11:00〜15:00(LO14:30)
海も間近に見えるし、とても綺麗な道の駅でした。
物産コーナーも充実しており、地場産の農産物、水産加工品、お弁当も並んでいました。
ということで、かにめしが美味しそうでしたので夕飯に食べようと思い購入しました。
カニもたっぷり入っていてお買い得の500円でした。
ドッグランも併設していますので犬を連れてきても楽しめる道の駅です。
時間があればちょっとゆっくりしたい道の駅でした。
道の駅 江差
住所:檜山郡江差町字尾山町1番地
営業時間:9:00~17:00(4月~11月)、10:00~16:00(12月~3月)
ここの道の駅は驚いてしまいます。
店舗はありますが、江差町の老舗和菓子店「五勝手屋本舗」を代表する「五勝手屋羊羹」しか置いて無かったと思います。
特産品、農産品も無かったようです。
店舗は駅にある昔ながらのキオスクみたいなイメージと思ってください。
小規模できっと驚きます。
話の種に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
道の駅 あっさぶ
ここが最後の道の駅です。
地元のヒノキアスナロ(ヒバ)材を使って建てられているそうです。
ここの農産物はじゃがいものメークイン 、メークイン発祥の地です。
住所:檜山郡厚沢部町緑町72-1
営業時間:8:30~18:00(5月~10月)、9:00~17:00(11月~4月)
店内は農産物が多めの印象です。
昔ながらの道の駅のような店内でした。
メークイン発祥の地とのことですのでじゃがいもが食べたくなりました。
訪問時間が夕方で遅かったのもあってほとんど何もない感じです。
やはり道の駅で買い物するなら早めの時間が良いのかもしれませんね。
時間があれば、最後にもう一件寄りたかったのですが、レンタカーの返却時間がありましたので飛ばしました。
道の駅 なないろ ななえ
最後に立ち寄る予定だったのがこちら。
まとめ
道南ドライブをレンタカーを借りて楽しみました。
道の駅を巡ってそれぞれの道の駅の特産品、水産品、お土産などの特色を楽しむのも良いと思います。
道の駅ですが、巡った順に品数が少なくなっているような感じがしましたので、お買い物するなら早めの時間が良いのかもしれません。逆ルートで確認してみたくなりました。
函館からなら松前まで2時間半ほどで到着しますので、松前で観光をして函館に折り返しでも良いかもしれません。
松前から先は海岸線が江差まで続きますので海岸線ドライブを飽きるほど楽しめます。
なんと言っても風力発電の風車が大きくてどこまでも続いていますので見慣れない景色に圧倒されます。
その分風も強いので走行する際には注意してください。
帰りは江差から函館までは山間部を走りますが登り車線では後からきた車を譲るくらいの気持ちで走行してください。
また、渋滞がないからと飛ばしすぎないように交通ルールをも守って走行しましょう。
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