2022年4月 函館から札幌に向かう高速バスに乗車してきました。
約5時間半の長時間乗車することを考えると最初は狭い車内で大丈夫だろうかと不安になりましたが実際乗車してみると思っていた以上に快適でしたので紹介することにしました。
結論から申しますと思ってた以上に快適でした。
特に女性の方の利用が多いようで乗車した便も女性が8割ほどでした。
それも1人で乗車されていました。
函館から札幌までの交通機関
函館から札幌に向かう公共交通機関には3つの経路があります。
飛行機、JR、高速バスの3つ
この中でも飛行機は函館空港から札幌までであれば札幌(丘珠)、新千歳空港の2つ選択肢があります。
仮に新千歳空港までは40分ですが、それなりに料金もANAスーパーリューで11,270円〜と高いのがネック&天候にも左右される場合が多いとも聞いていました。
JRであれば「えきねっと」の「トクだね」を使えば40%オフの5,660円で札幌まで行けます。
でももっと安く快適に行く方オフが無いか調べたところ都市間の高速バスが函館からだと数社から出ていることが判明しました。
それもJRより安い4,000円前後から利用できます。
函館特急ニュースター号
同じ札幌までの高速バスには「はこだて号」もありますが、なぜニュースター号にしたかと言うと、
- ネット割引で3920円と格安。
- 時間も函館駅を10時に発車する便があり時間的にちょうど良かったこと
- 大通りバスセンターまで行くため、宿泊するホテルに近かったこと。
この3つで決めました。
JR利用だと大きめのスーツケースを持って札幌駅から乗り換え等の移動はちょっときついと思ったのもひとつです。
ニュースター号の時刻表です。
今回乗車したのは函館駅10時発の116便です。
予約方法
予約方法は3つあります。
ネットで予約が一般的ですが、不安な方向けに電話でも予約できます。
また、これは空席がある時だけですが、直接乗車して支払うこともできるようですがあまりおすすめしません。万が一空席が無いとも言い切れないからです。
特に繁忙期は空席が無いことも想定できます。
コンビニで購入の方法
クレジットカードがない方はコンビニでも支払いが出来、乗車券を発行できます。
コンビニの支払いはローソン、ファミリーマート、セブンイレブンが表示されていました。
操作方法は各コンビニのリンクを貼ってありますので青い部分をクリックして確認してしてください。
ネットで購入の方法(おすすめ)
発車オ~ライネット決済サービスの利用になります。
発車オ~ライネットで予約後、クレジットカードまたはd払いで決済をします。
その後送信されるメールを乗車時に提示することにより、バスに乗車できるサービスです。
ネット割はインターネットでのご予約時にクレジットカード支払またはd払いのみとなります。
通常4,350円のところ、3,920円で予約ができますのでおすすめです。
電話で購入
ネット上、コンビニでの操作に不安な方向けに電話で予約ができます。
ただし、ネット割引はありません。
料金
- ネット割引:3,920円
- 事前支払い:4,350円
- 当日乗車:4,800円
- 子供:2,150円
身障者割引:大人 2,180円 小人1,090円
函館駅前乗車位置
函館特急ニュースター号の函館駅の乗り場は14番バス停になります。
こちらは宿泊したホテルから前日に撮影したのですが、屋根の無い一番端の場所が乗り場です。
天気の悪い日は屋根のある場所で待つことになります。
バスは湯の川温泉方面に寄ってから来ますので、だいたい10分前頃に到着します。
それもあって、あまり早くから待つことはありません。
駅の待合室でバスが来てから外に出ても間に合います。
バス車内
車内は3列シートでリクライニングできますので快適に過ごせます。
(急な車両変更もあり4列シートで運行する場合もあるようです。)
トイレも車内後方にありますので万が一の時にも助かります。
コンセントは席に一つあります。
窓側の席は壁についてます。
中央の席はシートのリクライニングレバーの隣
リクライニングする時はシートの横にあるレバーを引くと倒れます。
靴を脱いでフットレストに足も乗せられます。
画像忘れましたレッグレストも持ち上がるので楽です。(JR東日本の新幹線グリーン車のようです)
流石にシートピッチはそこまで広くはありませんが前席との間も十分にあり快適でした。
シートの説明もあるので丁寧です。
窓側の席の方は個別にカーテンがありますので降ろして使えば簡易個室風にもなります。
休憩
函館駅を出発して1時間程は函館市内の各停留所に寄ります。(これがなければ1時間は短縮できる)
そのため、最初の休憩は最終の新函館北斗駅を出てから40分程で休憩になります。
八雲PA
最初の休憩は八雲PAです。
10時に函館駅を出て11時40分頃に到着
こちらはPAと言っても大きな物産館、レストランを備えているのでお買い物には困りません。
万が一のことを考えて函館駅で惣菜パンを購入してきましたが、こちらのPAでもちょっとしたものであれば購入できると思います。
物産館の中にはお土産など品揃えが良かったです。
とりわけ乳製品は豊富でチーズがいろいろな種類販売されてました。
隣のビジターセンターにはレストランもありますので食事もできます。
ただ、バスの休憩時間が15分でしたの高速バス利用の場合は厳しいですね。
お子様が遊べる遊技場もありましたが、こちらは有料です。
もちろん15分の休憩なので遊ばせるのは無理ですが。
外にはテラス席もあって眺めは大変よく気分転換ができます。
15分ギリギリにならないように席に戻ります。
発車前には運転手さんが人数確認しますが、乗り遅れると発車してしまう場合もありますのでご注意ください。
有珠山SA
2回目の休憩は13時10分頃に到着
八雲を出てから1時間20分ほどなので休憩するのは少し早いかなと思いましたが。
今回乗車したバスは北海道バスでした。
ここでも15分の休憩です。
こちらのSAはこじんまりとしていますが、お土産、軽食類も豊富です。
休憩後は時間通りに出発になりました。
札幌到着
最後のSAを出てから2時間弱で札幌駅前に到着。
この日はアウトレットパークで降りる方がいらっしゃいませんでしたので通過になりました。
そのため、20分程早く到着しました。
私が降りたのは大通りバスセンターです。
元々は15時46分着ですが、この日は15時20分頃に到着しました。
まとめ
函館から札幌までの時間は5時間20分でしたが、思っていたよりも快適でした。
シートはリクライニングは出来るし、フットレスト、レグレストもありますし、3列シートのおかげで隣を気にしないで過ごせるのは嬉しいです。
特に女性の方は狭いバスのシートで隣に男性が来ると気を遣ってしまい大変かと思います。
その点、3列シートなので隣とは離れているのでその心配はなしです。
女性の乗客が多いのも納得しました。
もし、利用するか悩んでこの記事を見ているのであれば、特に女性の方にはおすすめできると思いますよ。
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