こんにちは2023年9月に秋田内陸線に乗車して来ました。本当の名前は秋田内陸縦貫鉄道なのですが、地元では秋田内陸線とかの表示、JRの車内案内でも秋田内陸線と案内されていました。
今回乗車したのは鷹巣から角館までの普通列車です。鷹巣〜阿仁合、阿仁合〜角館と乗り継いで2本の列車で旅をして来ました。
今回は秋田駅から「特急つがる」で鷹ノ巣まで来ました。
ホームから直接内陸線に行けるのですが、せっかくなので改札口を出て秋田内陸線の駅から入ります。
JRは「鷹ノ巣」で秋田内陸線は「鷹巣」と「ノ」が入らない違いがあります。
秋田内陸縦貫鉄道 鷹巣駅
きっぷ売り場も田舎のローカル線らしく素朴な感じが良いですね。
売り場の前のベンチでは地元のおじさんがズボンを履き直していたりしてちょっと焦りました。
これから阿仁合まで乗車する列車は気動車です。
1両編成で乗客は半分くらいでしょうか。乗車したのは金曜日の午前中です。
地元の方より内陸線を乗りに来た旅行客らしい方が多いです。
各種切符
料金は全線通して1700円、1回だけ途中下車できる切符は1800円でした。
その他にも温泉に入ると片道無料になる切符とか、1日乗車券、バースデイ1日券などもあります。
この中で温泉に入ると片道が無料になる「湯けむりクーポン」は駅の係員の方に勧められて使ったことがあります。
打当温泉に宿泊した際、角館から阿仁マタギ駅までの往復買う予定が半額で済みました。
内陸線 車内の様子
車内は秋田犬の愛らしい写真でいっぱいです。これが犬っこ列車でしょうか。
車内はボックスシートが主流で旅の気分を盛り上げてくれます。
ボックス席のテーブルに路線図。全線の駅名が載ってます。犬の足跡がある駅が急行の停車駅です。
全部で29駅、94.2kmです。
列車は右のJR奥羽本線と別れて角館に向かいます。
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1番目の田んぼアートです。
縄文小ヶ田駅のホームとは反対側に「いせどうくんと秋田犬」の田んぼアートが現れました。
運転手さんが前もって案内してくれるので見逃すことはありません。
なんでも田んぼアートは、内陸線の車窓から一番綺麗に見えるよう作られているそうです。
見頃は6月下旬~9月上旬。そろそろ稲刈りのシーズンなのでこれが見納めかもしれません。
いせどうくんとは伊勢堂岱遺跡から出土した板状土偶をモデルにしたキャラクターです。
列車交換待ちも楽しい
合川駅で列車交換待ちがありました。
単線なので列車交換が楽しめます。
2番目の田んぼアート
前田南駅-阿仁前田温泉駅間は「ようこそ!」
秋田犬、くま、内陸線のキャラクターです。左の端が欠けてしまいましたがお化けのようなデザインでした。
それにしてもどのキャラクターも可愛いですね。
3番目の田んぼアート
阿仁合駅-小渕駅間はバター餅をほおばるマタギとツキノワグマ
秋田の郷土菓子バターもちを仲良く食べているクマとマタギです。
バター餠食べましたがバターの風味が程よく甘くて美味しいお餅でした。
動画も作成してますのでご覧いただきたいです。
鷹巣から約1時間、車窓を楽しんでいたらあっという間に終点の阿仁合駅に到着
阿仁合駅
次の列車まで25分程時間が空きます。
その間に阿仁合駅で撮影タイム。
オレンジ色が乗ってきた列車。右がこれから乗る列車です。
阿仁合駅は秋田内陸縦貫鉄道の本社があり列車の車庫にもなっています。
乗ってきた列車が車庫に入って行きました。
ここだけ見ていても飽きずに見ていられます。
次の列車の発車までまだ少し時間がありましたので皆さん阿仁合駅のショップで買い物です。
私もバター餅と饅頭などを購入しました。
阿仁合駅より先は呑み鉄も兼ねてローカル線を楽しみました。
秋田しょっつるあたりめが日本酒と合う。買って良かった。
阿仁合駅からは女性のアテンダントさんが乗車して来ました。旅の案内をしてくれるので乗っているだけで楽しい時間になりました。
撮影ポイントにもなっている大又川橋梁です。
比立内駅では急行もりよし号との列車交換待ち
男性も女性も皆さん写真撮ってましたね。
列車交換待ちって楽しいですよね。
4番目の田んぼアート
上桧木内駅は「舞い上がれ」
舞い上がれとは紙風船上げです。2月の秋田県のビッグイベントだそうです。
仙北市西木地区で紙風船上げが行われるそうです。
上桧木内駅でも列車の交換待ちです。緑の列車です。
車内販売もありました。
車内販売を見るとつい買いたくなりますよね。
追加の日本酒買おうか悩んでいたら外国の団体さんが大勢乗り込んで来ました。
車内販売も忙しくなってました。
何を買うのか見ていると皆さん秋田犬のぬいぐるみとか買ってました。
5番目の田んぼアート
角館駅-羽後太田駅間は「たっこちゃん」
最後の田んぼアートです。
たっこちゃんとはもちろん田沢湖のたつこ姫でしょう。
龍になってしまった たつこ姫の伝説皆さん知ってますか?
恋人もいて、八郎潟をつくり主となった八郎太郎が恋人だとか。
終点角館駅
終点 秋田内陸線の角館駅です。
新幹線のホームから見た秋田内陸線です。
乗車した感想
全部で29駅、94.2kmを乗車しましたが、結構あっという間に着いてしまった印象です。
阿仁合までは車内の写真と気動車の揺れ心地を楽しみながら田んぼアートを鑑賞。
後半の阿仁合から角館までは呑み鉄をしながら田んぼアートを鑑賞しましたが車窓の景色を眺めながらほろ酔い気分の旅は良いものでした。
列車の交換待ちも楽しみながら、約3時間の列車の旅、十分に満喫させていただきました。
皆さんもローカル線の旅味わってみませんか。
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