そもそも新幹線のえきねっと「お先にトクだ値」を使いたかったのですが、新幹線のトクだ値シリーズは早々に売り切れており購入ができませんでした。
2週間後に行こうと思っても席が埋まってしまって購入できないのは残念です。
一体何席設けているのかは分かりませんが少ないのではと思われます。
なるべく安く済ませるのであれば高速バスもありますが、バスの席幅は狭いのでどうも窮屈な感じがして苦手です。バス酔い、到着時間が不規則を考える人がいると思いますが、私もなるべくパスしたい方向で考えてました。
たまたま仙台まで行く在来線特急「ひたち号」が走っているのを思い出しましたので料金はいくらかなと思って調べました。
仙台までの各運賃も調べてみましたので紹介します。
新幹線の料金
東京から仙台までの移動は一般的には新幹線を使うと思います。
最速タイプの「はやぶさ」であれば約1時間半程で仙台まで到着します。ビジネス利用なら会社が出してくれるので料金はいくらでも問題ないかと思いますが、個人旅行であればなるべく安く抑えたいところです。
ちなみに「はやぶさ」の料金は片道11,410円です。
新幹線で東京から仙台間を安く済ますのであれば割引料金「トクだ値」が一般的だと思います。ただし、設定があるのは仙台発着の「やまびこ」のみの設定です。
速達タイプの「はやぶさ」盛岡発着の「やまびこ」には仙台までの設定がありません。
以下はやまびこの料金です。
狙い目は「お先にトクだ値」です。1ヶ月前から行くのが分かっているのであれば「えきねっと」の事前申し込みで予約しましょう。 それでも大型連休、週末など取れない場合はあります。
えきねっと eチケット料金 | 通常料金 | お先にトクだ値 当日までのお申込み 10%OFF | お先にトクだ値 13日前までのお申込み 30%OFF |
---|---|---|---|
東京↔仙台 | 10,890円(自由席は10,560円) | 9,790円 | 7,610円 |
eチケット料金は基本的に特急券と乗車券がセットになっておりsuica、パスモなどに紐付けられるので最寄りの駅から乗車してそのまま新幹線の自動改札も通れるのが大変魅力です。切符の発券の手間が無いのでわざわざ駅に行って切符を発券しなくて良いのがメリットです。
JR東日本の新幹線を利用するのであればsuicaなどの交通系ICカードは持っていた方がよろしいかと思います。
デメリットは必ず交通系ICカードに紐付けなくてはいけないので持っていない人は乗車券と新幹線特急券を通常料金で購入する必要があります。 現在、eチケット以外の割引は新幹線では存在してません。また、紙の切符のように「都区内→仙台市内」では無く「東京駅から仙台駅までの料金」になってしまい前後の料金が発生してしまうのがデメリットです。
それと肝心な「トクだ値」は売り切れてしまうことが多いので必ず買える保証はありません。
特急ひたち 料金
仙台まで行く「ひたち号」は東京駅からは1日3往復あります。
東京駅発 7:53、12:53、15:53の3本です。
乗車時間は東京〜仙台間を常磐線経由で結んでいますので4時間半ほど掛かります。
「新幹線やまびこ」の倍くらいの時間になります。
「特急ひたち」えきねっと料金
えきねっと料金 | 通常料金 | お先にトクだ値 当日までのお申込み 10%OFF | お先にトクだ値 13日前までのお申込み 30%OFF |
東京↔仙台 | 9,280円 | 8,350円 | 6,490円 |
お先にトクだ値は9月30日までの期間限定です。
新幹線と違って在来線の特急は「トクだ値」が売れ残っている場合が多いので新幹線が取れない時は時間さえ考えなければ狙い目です。(30%OFFは発売と同時に売り切れてしまう場合があります)
新幹線と違って「トクだ値」でも券売機、みどりの窓口で切符の発券が必要になりますので新幹線のeチケットに慣れてしまうと少々面倒です。
ただ、次に紹介する高速バスよりは到着時間が正確なので、その後のスケジュールを立てやすいのがメリットです。
乗車して分かったのですが、ひたち号の普通車シートは快適でした。
わざわざグリーン車に乗らなくても良いくらいの質感で、好評なのが納得です。
「ひたち号」は全車指定席ですが、未指定席特急券で乗る方、特急券を購入せず急に乗る場合もあると思います。その場合、シート上の緑、黄色のランプは購入済みの席なので座れません。赤いランプは空席ですので赤いランプに座りましょう。(途中から黄色に変わると乗る方が近いので席の移動が必要です)
また、急に乗って車内で特急券を買うと駅で買うより割高になりますので注意してください。
仙台駅は常磐線のPRも盛んでひたち号を全面に推している感じが伺えました。
仙台までの車窓は太平洋が見える進行方向右側のAB席がおすすめです。
お弁当を食べながら車窓を楽しむことができます。(高速バスでご法度のアルコールもOKです)
階段の壁に大きな写真が飾られてます。
特急ひたち号は全席指定となっておりますので自由席はありません。
高速バス
最後は昼行便の高速バスです。様々な会社のバスがあるようですが、同じ東京駅発着の仙台行きニュースター号を例に挙げます。
バスは東北急行バスが運行してます。
乗車時間は5時間半と「ひたち号」に比べると1時間余計に掛かります。
また、週末、大型連休などになると渋滞を覚悟しなくてはなりませんので、到着時間もままならず、その点はマイナスポイントではないでしょうか。
料金の目安は3,800円〜5,800円とかなり魅力です。
早割料金 | 通常料金 | |
東京↔仙台 | 3,800円〜 | 3,800円〜5,800円 |
料金は繁忙期、週末になると高くなる傾向のようです。
シートは3列シートで運用しており、女性客も安心して乗車できます。リクライニングシート、フットレスト、レッグレスト、USBソケットなども完備しているので居住性を重視しているようです。
また、4列シートのホリデースターも存在してます。こちらは名前の通り週末などに発着してますが、臨時便扱いでしょうか。料金も3列シートのバスとあまり変わりありません。
同じ週末発着にはJRバス東北「仙台・東京号」もありますが、こちらは6,200円〜とやや高めです。
高速バスの楽しみは休憩時に買える現地のお土産、グルメなどがあります。しかしながら電車と違い、乗客でも車内での飲酒はご法度なので気をつけてください。また、乗車時に泥酔していると乗車拒否になる場合があります。(バスの乗車案内に記載がありました)
高速バスは、バス酔い知らずで時間は掛かっても構わなくて安く移動したい方向きです。
まとめ
たまたま仙台に行く予定が出来て新幹線を考えたのですが、安い料金の「トクだ値」で切符を買うつもりが半月前で既に購入できませんでした。なるべく安い料金で移動したかったので高速バスも考えたのですが渋滞に巻き込まれると後のスケジュールが厳しくなるのでこれも却下。
たまたま地震で新幹線が止まってしまい「ひたち号」が仙台までの代わりになるとかのニュースを見たのを思い出して調べてみると時間は掛かりますが「トクだ値」料金で安く行けそうでした。電車なら滅多に遅延も無いので後のスケジュールも立てやすく好都合でしたので乗車に至ったのでした。
浮いた分は駅弁を買って車窓を満喫した旅になりこれはこれで良かったと思います。
あと、高速バスは酒類が車内で飲めないのはこの時知りました。
コメント