兼六園を歩いてみました。 リニューアルオープンした「兼六亭」のスイーツはおすすめです。

兼六園タイトル おでかけ情報

先日、金沢を訪れた際に兼六園を久しぶりに歩いてみようと思い行ってみました。
金沢に来るのは暫くぶりですが、観光客が結構いました。それも外国の方が多い印象です。中には騒がしいグループも見受けられるのですがお国柄でしょう。(この騒がしさも久しぶりに体感しました。)

兼六園の六とは中国の宋の時代『洛陽名園記(らくようめいえんき)』に記載のある、「 宏大(こうだい)」「幽邃(ゆうすい)」「人力(じんりょく)」「蒼古(そうこ)」「水泉(すいせん)」「眺望(ちょうぼう)」 という相反するすぐれた景観の六勝を兼ね備えていることから1822年に兼六園と名付けられたそうです。

動画でも配信中です。

桂坂口

いつものように有名な桂坂口から入ります。
ここは金沢城の石川門も隣合わさっているのでいつも賑やかな場所です。お土産屋さん、飲食店さんも一番多い場所ですのでいつも混んでいる印象です。

観光案内所

兼六園に着いたのはホテルチェックイン後に荷物を置いて来たので15時過ぎてしまいました。翌日から雨予報でしたので行くしかないと。誤算だったのは18時頃まで開園していると思っていたのが本日は17時までとの事、急ぎ足で周ってみます。

兼六園桂坂口

とりあえずの目標は灯籠を見る事ですので先を急ぎます。

徽軫灯籠(ことじとうろう)

兼六園といえば灯籠のイメージが強いですよね。観光パンフレットにも兼六園のイメージで掲載されているので有名です。やはり灯籠の前は人でいっぱいで写真を撮るのも大変。

灯籠

徽軫灯籠(ことじとうろう)って難しい字になってますが琴の糸を支え、音を調整する琴柱(ことじ)に似ているために付いた名前だとか。

この灯籠の面白いのが脚の部分。元々は同じ長さでしたが、どのようなわけか折れてしまい、石の上に片脚を乗せてバランスを保っています。

唐崎松

案内板によると前田斉泰が琵琶湖の唐崎松から育てた兼六園内でも有名な樹木とのこと。
雪の重みによる枝折れを防ぐ為の雪つりは金沢の冬の風物詩でこちらも観光ガイドによく掲載されてますね。

冬に行った時の写真ですが、暖冬で雪は無かった時です。

雪吊りの唐崎松

こちらは灯籠と2ショットです。

灯籠と唐崎松

眺望台

兼六園の6つのひとつに眺望があります。

金沢の街が望めますが、当時の眺望はもっと素晴らしかったのでしょう。

眺望台

霞ヶ池

兼六園に来ると一番目立ってしまう大きな池です。面積は約5800m2、深さは最も深いところで1.5mあります。
この池を中心として見所がたくさんあります。

霞ヶ池

先に見えるのは内橋亭(うちはしてい)水の上に建てられたような感じです。建物の脚の部分は石で支えられてます。

霞ヶ池

栄螺山

いつも面倒になって上まで行かないのですが、この山は霞ヶ池を堀った後に出た土を盛り付けた山です。
初めての方は億劫がらないで一度は登ってみてください。眺望はよく霞ヶ池を一望できます。
ちなみにサザエ山とはサザエのようにぐるぐると登っていくからだとか。
一見とても地味ですよね。

栄螺山

噴水

日本最古の噴水と言われてます。

日本最古の噴水

噴水の前におしゃれそうなカフェ発見。

兼六亭

2022年10月14日に兼六亭はリニューアルオープンしました。
カフェの他、お昼には定食も選べます。

営業時間 9時〜16時
お昼 11時〜14時
9時からは朝食も食べられます。(予約になります。)

兼六亭看板
兼六亭

色々悩みましたが、兼六園セットにしました。

メニュー

ドリンクは10月中旬なのに暑かったので兼六コーラにします。ここのオリジナルコーラとの事です。

メニュー

届いたのを見て少々驚きです。
コーラーの色が鮮やかなグラデーションでした。

兼六コーラ

御菓子司水本の和菓子 イチョウだったかな。

上生菓子

ショコラトリー雨の詩のチョコ 緑茶

チョコレート

これは名前忘れました。ボーロです。

お菓子

兼六コーラの味はスパイシーな感じ強いて言えば山椒が効いてる感じがしましたが案外飲みやすいです。(一般的なコーラを考えてはダメです。)

食べてる途中

開店祝いの胡蝶蘭などの花が並んでいたのですが、外人の方はそれを見て感動してました。

カフェでゆっくりしてしまい気がついたら16時半頃になってました。ちょっと急ぎます。
夕暮れの霞ヶ池も綺麗です。

夕暮れ

瓢池(ひさごいけ)

瓢箪のような形をした池です。
兼六園はこの辺りから作り始められたとか。

翠滝

海石塔
瓢池のくびれ部分の中島に立つ塔です。金沢城の庭園にあった13層の石塔の一部を移したという説と、朝鮮出兵の際、加藤清正が持ち帰ったものを、のちに豊臣秀吉が、前田利家に贈ったという説があるそうです。

海石塔

一旦、栄螺山の方に戻って桂坂口に戻ろうと思ったのですが、閉園の放送も流れてしまい焦ったうえ、道に迷ってしまいウロウロして辿り着いたのが真弓坂口

すでに門の前で係の人が閉める準備してました。

真弓坂口

まとめ

思っていたより周って無く、ホテルに戻ってから見返すと園内を歩いたのは全体の半分くらいでした。やはり兼六園は広い。もっと余裕を持って来ると良いです。駆け足で見る分には主だったところは見られましたので良しとします。皆さんは兼六園に行ってた際にはお茶をしながらゆっくりと見学してください。結構広いのですがお茶屋さんも多いので休憩がてら見ると良いですよ。

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