こんにちは「ゆったりまったり日和」です。今回はホテルのマナー、ルールについてお話しさせてください。
ホテルにはビジネスホテル、シティーホテル、ラグジュアリーホテルなど、様々なホテルがあります。(ここで言うホテルは旅館とは別と考えてください。)
これらのホテルに宿泊していると気になるのがルール(マナー)を知らない方が結構いることです。
特に最近旅行を始めた若い方に多く見受けられますので、読んでいただけると最低限のマナーがわかっていただけるのかと思いますのご覧になってください。
ホテルは社交の場であることを理解することも大切です。
ホテルのお風呂事情
まず多いのがホテルを普段利用していないとユニットバスに遭遇して驚く方も多いかと思います。
ホテルの評価、コメント欄によく見るのがお風呂の事。
「お風呂、トイレが一緒になっているホテルだった」とか、「トイレが個室では無い」とかコメント欄に書き込みしているのを見かけることがあります。
これ、ホテルでは一般的です。
ユニットバス
実はビジネスホテルからシティーホテル(高級ホテルと呼ばれているホテルも)はこのようなユニットバスが多いです。
タイプも色々ありますが、一般的にはバスタブ、トイレ、洗面台が同じバスルームに配置されています。
では、お風呂に入る際に一番気を付けたいポイント。
多くの皆さんが知らないのはバスタブに掛かっているカーテンの使い方。
ここが重要です。
お風呂のカーテンはバスタブの外側では無く、バスタブの内側に入れてからシャワーを使いましょう。
カーテンをバスタブの外に出して使用するとシャワーのお湯がカーテンを伝って床に流れてしまいます。
一応、排水ができるようにはなっていますが、床が水浸しになって大変なことになってしまいます。
日本人の皆さんならビシャビシャの床を使いたくないですよね。
そうならないようにカーテンは内側に入れるを覚えておきましょう。
カーテンがガラス
高級ホテルに多いのですが、カーテンではなく、ガラスの扉の場合もあります。
高級感が増しますが、カーテンより気を使うので個人的にはあまり好きではないです。
手に持ってシャワーを使うとガラスが無い部分からお湯が外に出ないかと気を遣ってしまいます。
バスタブが無い
最近ではバスタブが無くてシャワーだけのホテルも増えてきました。(海外では当たり前)
この場合はトイレは個室になっているので、個人的にはこちらの方が良かったりします。
ただ、お風呂に浸かりたい派の方は予約時にお風呂の欄をよく見てから予約しましょう。
「シャワーのみ」「バスタブ無し」の文字を見逃さないようにしてください。
部屋に到着してからバスタブが無いので驚かないよう注意が必要です。
ユニットバスのトイレ事情(余談ですが)
余談ですが、ユニットバスの場合で一番困るのが同行者がお風呂に入っている時にトイレに行きたくなった場合です。(なぜかそのような場合に限ってトイレに行きたくなる)女性の場合、長湯で1時間以上出て来ないってこともあるかと思います。(体験談です)
その場合はフロント、ロビー階まで行ってトイレを使用することになります。
トイレに良く行く人はいざって時に慌てないようにトイレの位置を確認しておくのも良いかも
過去に何度冷や汗をかいたことか…
洗い場付きのお風呂
ホテルによっては洗い場付きのお風呂があります。
洗面台、トイレが別になっています。
特にお子様連れの方には助かるのではないでしょうか。
気兼ね無く、シャワーをどの向きにしても使えるのも良いです。
ビジネスホテルでも新しいホテルはこのタイプも増えて来てます。
ホテル備品は持ち帰って良いのか
これも悩む物があるかと思います。
持ち帰って良いものとダメなものの区別がわからない場合は多いです。
もし迷ったら一番良いのはホテルのフロントにお部屋から電話をかけて持ち帰り可能か確認してみましょう。
普通は、常識の範疇で考えてみればわかりますよね。
水回り編
お風呂、洗面台周りを見ていきます。
タオル
ホテルのタオルってふかふかで気持ち良いですよね。
常識に考えるとわかると思いますが、タオルはNGです。
ただし、温泉付きのリゾートホテルに宿泊するとタオルとは違って下のように袋に入った大浴場用のタオル(手拭い)が置かれている場合があります。
この場合はOKなホテルもあります(NGもあります)のでお持ち帰りできます。(念の為ホテルのフロントに聞いてみてくださいね)
ナイトウェア、バスローブ
最近聞いた話ではバスローブを持ち帰る人がいるとか。
ナイトウェア、浴衣、バスローブもNGです。
ナイトウェア、バスローブはホテルで販売している場合がありますので欲しい方はフロントへ確認してみてください。(ただ、結構高いと思います。)
バスアメニティー
備え付けのシャンプー類(ポンプ式ボトルタイプ)はNGです。
ホテルによってはミニボトルタイプのものが用意されています。(高級ホテルに多い)
こちらは使用して余ったら持ち帰っても問題ありません。
ホテルに宿泊した記念にもなりますよね。
歯ブラシ、くし、ブラシ、綿棒などは問題ありません。
あと、ボディータオル(いわゆる垢すり)もOKです。
高級ホテルになればアメニティも良いものが揃ってますが、最近ではSDG’sでアメニティもシンプルになってきました。
ドライヤー
常識ですが、ドライヤーはダメです。
お部屋の中では
ケトルはもちろんダメですよ。
カップ、グラスもダメです。
日本人には常識なことも、コロナ禍前にはアジア系の外国の方が持ち帰ってしまって問題になったことをニュースでよく見ました。
ミネラルウォーター
お部屋に置いてあるお水は無料の場合が多いので飲んでも持ち帰っても大丈夫です。
ただし、冷蔵庫の中にあるお酒、ジュースなどと一緒にあるお水は有料の場合があります。
室内にある価格表にミネラルウォーターがあるか見てみましょう。
お茶(ティーバッグ)
ティーバッグなどの飲んで余ったお茶はお持ち帰り問題ないです。
コーヒーマシーン
ちょっと料金が高めのホテルなどではコーヒーマシーンが置かれているホテルもあります。
コーヒーマシーンのカプセルなどは無料です。(カプセルを持ち帰る人はいないと思いますが)
メモ帳とボールペン
こちらは一番の悩みどころです。
ホテルによっては宣伝になるしOKなホテルもあるし、部屋の備品として置いてあるのでNGな場合もあります。
ホテルによってマチマチなのでフロントに聞いてみましょう。
私はコロナ禍でチェックイン時にフロントで使ったボールペンを貰ったことはありますが、お部屋のボールペンは持ち帰ったことは一度も無いです。
高級ホテルはOKで逆に安いホテルほどダメと聞いたことがあります。
ただ、メモ帳の置かれているトレイ(台)などはもちろんNGです。
よく、メモ帳と一緒に目覚まし時計も見かけますがもちろん持って帰らないように。
傘
クローゼットに傘が入っているのをたまに見かけます。
傘を忘れた際に観光に使用するには重宝しますがお持ち帰りはNGです。
冷蔵庫
高級ホテルに多いのですが、冷蔵庫に飲み物、お菓子が入っている時があります。
こちらは有料になりますので飲食したら備え付けの紙に書いてチェックアウトの際に申告します。
バレないと思って申告しないと後で請求書が届く場合がありますので忘れずに申告しましょう。
冷蔵機に入っているミネラルウォーターはほぼ有料ですので注意してください。
ビジネスホテルクラスだと冷蔵庫の中は空が多いので購入した飲み物を冷やすことができます。
ただ、冷凍品はほとんどの冷蔵庫で使用できませんのでアイスなど買ったら早めに食べた方が良いです。
室内でのマナー
部屋の中では静かに歩くように心がけましょう。
意外と多いのが上の階での足音。
上の階でドスドス歩きまわる人がたまにいます。
そういう方に多いのですが、部屋の中を長時間歩き回るのが不思議ですが。(上がレストランなら何となくわかります)
ドスドス音は重たい革靴に多そうです。(単なる推測ですが)スリッパに履き替えると静かになると思いますので室内ではなるべくスリッパを履きましょう。
響くといえば、お子様がベッドで飛び跳ねて床に着地した際に下の階に響きます。
また、お子様が運動会のように走り回って下の階に響くこともあり苦情になりますので注意してください。隣の部屋にも勿論響きますので注意が必要です。
ホテルはマンションやアパート以上にシビアですので下の階、近隣のお部屋にご迷惑のかからないようにすることが必要です。
ホテルって静かに過ごしたいと思っている方が大勢います。
修学旅行で枕投げはしたくなりますよね。
でも、ホテル全てを借り切っている場合は別として、ホテルでは一般のお客様がいることが前提なのでやめた方がいいです。苦情の対象になります。最悪の場合は翌年からその学校は宿泊出来なくなります。後輩のことも考えてあげましょう。(実は若い頃の教訓です)
ホテルの廊下は静かに(昼間でも寝ている方がいます)
ホテルの廊下の話し声は部屋の中に聞こえてしまいますので、話す場合でもなるべく小声で話してください。静かな分、廊下で話している内容が部屋の中にいるとよく聞こえてくるのがホテルです。(これ不思議です)
話している内容を聞かれてしまいますので注意しましょう。
また、ホテルの廊下は夜は勿論、昼間でも仕事の関係、海外からのお客様が寝ている方がいらっしゃいますので、走ったり、騒いだりするのは厳禁です。
特に空港近くのホテルは昼間寝ている方も大勢いますので静かにしましょう。
ホテルに宿泊したことがある方は、昼間ドアノブに「起こさないでください」の札が掛かっているのを見たことがあるかと思います。
特にお子様には廊下で走ったり大声を出さないマナーを教えることも忘れずにしましょう。
館内移動時の服装
たまに見かけるのですが、室内のスリッパで部屋から出るのは原則NGです。(OKのホテルにはその旨が書かれています。)
浴衣があるリゾートホテルがありますが、浴衣は旅館と違い原則部屋の中だけです。
例としてディズニーリゾートオフィシャルホテル「シェラトングランデ東京ベイ」はナイトウエアが浴衣ですが部屋の外には着て出られません。舞湯もあるので浴衣で行く方がいらっしゃいますがもちろんダメです。(フロントに確認済み)
(神戸ベイシェラトンホテルは大浴場までの往復はOKとなっています。)
高級なホテルになるとバスローブもありますが、もちろん室内だけで、一歩外に出たらNGです。
(ホテルのスパでおじいさんが着ていて驚いたことがあります。)
判断に迷ったらフロントに電話してみてください。
何を着て行く
いわゆる超がつく高級ホテルは何を着て行こうか悩むホテルもあります。最近ではホテル側も大目に見てくれる場合もありますが、少なくともヨレヨレの穴あきジーンズにサンダルはNGです。女性であれば肌の露出が多い服装もNGです。
ホテルによってはドレスコードがはっきりとしているところがあります。一度ホテルのホームページを見て確認した方が良いです。特にホテル内のフランスレストランなどはシビアな世界です。
ホテル内レストラン、ラウンジ編
レストランでもマナーがあります。
特にお子様のマナーについて教えるべきことが多いです。
最近ではスマホ、タブレットで音を出して聞いているお子様を注意できない親御さんが多くなりました。音を出すような行為はやめるように教えましょう。
レストラン、ラウンジ内を走り回る行為
お子様が走り回っているのを放置している親御さんが多くなりました。スタッフの方がお子様に注意しているのに対してスタッフに文句言っている方がいらっしゃいました。
親御さんがマナーを知らないだけですので心当たりのある方は恥ずかしいのでやめましょう。
テーブルの下にお子様が潜る行為もマナー違反です。
たまにテーブルの下に子供が遊んでいるのを見掛けますが親御さんが何も言わないで放置しているようです。スタッフの方から注意されることがありますので止めるようにしましょう。
最近では海外の方も増えて来ましたので笑われないようにしたいものです。
ホテルは日本の数少ない社交の場だということを忘れずに。
旅行サイトなどからの予約時の注意点
楽天トラベル、じゃらんなどの旅行サイトからの予約でも、宿泊するホテルの公式サイトは一度ご覧になった方が良いです。
ホテルの案内、部屋の様子や配置なども記載されていることが多く、本当にこのホテルで良いか判断ができます。
公式サイトの方がお得だったってことも結構あることです。
まとめ
コロナ禍でホテルステイが増えたこともありホテルを楽しむ方が多くなったと思います。ただ、宿泊して気になったのは、あまりにもホテルのマナーを知らない方が多そうでしたのでまとめてみました。もし、何か判断に迷ったことがあればフロントへ確認してみるのが良いと思います。
今回は私が見たこと、ホテルの口コミを見ていて気になったことなどを元に記載しましたので、まとまった形になっていないので申し訳ないのですが、これからも気になったことがあれば増やしていく予定です。
普段ホテルを利用しない初心者の方、最低限のルールを守ってホテルライフを楽しんでいただきたいと思います。
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