最近では頻繁に訪れている北海道。
そこでどこに行ってもよくみるチラシがありました。
それがウポポイ(民族共生象徴空間)、アイヌの民族博物館のチラシです。
最初にチラシを見たのは函館の北方民族資料館だったと思います。
元々はゴールデンカムイに影響されてアイヌに興味を持ったのが始まりで訪れた北方民族資料館。
ここで見た案内によるとアイヌの資料館も北海道内にいくつもあるようです。
その中でも博物館とアイヌの伝統芸能を上演しているウポポイは興味が湧いて来ました。
ウポポイ(民族共生象徴空間)
ウポポイは白老にできたアイヌのテーマパークのような場所
広大な敷地に西エリア、東エリア、博物館エリアと分かれています。
国立アイヌ民族博物館
まず最初に行ったのは国立アイヌ民族博物館
こちらは入場するのに前もって入館整理券が必要です。
入館整理券はwebから日時予約が推奨されています。
平日でも修学旅行生が多いので、時間帯によっては入れない時間がありますので早めに予約をした方が良いです。
ウポポイ入館整理券
入館整理券だけであれば無料で予約できますので日時は変更可能ですので気軽に予約してください。
展示室では6つのテーマに沿ってアイヌの視点から見た「歴史」、「暮らし」、「言葉」、「世界」、「仕事」、「交流」を展示しています。
イオマンテの飾りを纏った熊の剥製
同じ館内にある映像シアターも2つのプログラムがあるので交互に上映していますのでどちらも見ておくと良いですよ。
博物館2階は敷地内を見渡せるようにガラス張りになっています。
予約時間帯は1時間制になっていますが、ゆっくり見ていると1時間では足りないかもしれません。
結局1時間はオーバーしてしまいました。
東エリア
東エリアにはコタン(村みたいなもの)があります
こちらのエリアでは主に工房、コタンで様々な体験ができるプログラムが用意されています。
コタンではものづくりの体験などもできます。
チセの中では伝統工芸などの体験、アイヌ語などの学習もできます。
コロト湖
ウポポイの敷地の中にはコロト湖があり、湖畔でも丸木船の操船などの実演がされてます。
博物館の2階から湖がよく見渡せます。
西エリア
西エリアは 体験交流ホール、体験学習館などがあるエリアです。
その中でも体験交流ホールでは歌や踊りなどの伝統芸能が見ものです。
体験交流ホール
上演にあたり入場は予約制なので週末、連休などは先に整理券を貰っておきましょう。
訪れた日は平日で整理券が必要になるとは知らず15時過ぎに来てみたのですが、15時30分からの回は余裕で席を確保できました。
中は広いので滅多には満席にはならないとは思います。(この日も団体さん、修学旅行生がたくさん来てました。)
中は撮影禁止でしたのでお見せできないのが残念。
迫力のある公演が楽しめました。
カムイアイズ
こちらはアイヌからカムイとされているキツネ、鷹などの視点からみた映像が楽しめます。
ドーム型のスクリーンに映像が映し出されます。
昼食、休憩
昼食、休憩は敷地の外にあります。
食事はゲート前に全て揃っているので入場料を払わなくても食事だけでも可能です。
スイーツや軽食が楽しめます。
白い恋人ソフトクリームを食べてみました。
カウンター席はコンセントがありますので充電ができます。
アイヌ文化に由来した食材や、手法を取り入れた料理を手頃な価格でご提供してます。
ラーメンやカレー、定食メニューなど北海道の食事を使用しているようでした。
焚火ダイニング・カフェ ハルランナ
一番のおすすめのレストランです。
ユク(蝦夷鹿)と白老牛の合挽ハンバーグコースをいただきました。
ソーセージは蝦夷鹿です。
どれもクセが無く美味しくいただきました。
テイクアウトのお店です。
帰りの電車でコーヒーでも飲もうと思って帰りに寄ってみました。
お店の方のおすすめでチーズケーキを何種類か味見させて貰ったのですが、美味しくてついチョコレート味を買ってしまいました。
コーヒーとカップチーズケーキのセットで380円くらいだったと思います。
ちょっと食べたい時にちょうど良いかも小さめのカップに入ってます。
アクセス
札幌に来たついでに行ってみることにしました。
地図を見ると新千歳空港からの方が近そうでしたので当初は飛行機で朝早い到着便でそのまま行こうかと思いましたが、荷物もあるので翌日札幌から出直すことに決定。
札幌駅からは特急「北斗」「すずらん」で約1時間ほどで到着します。
まとめ
この日は午後から行けば余裕だろうと思って出かけましたが、全く時間が足りなくなってしまいました。
様々な体験プログラム、上演、映像などを楽しむなら朝一に行くべきかと思います。
でも、次回また来る楽しみが増えたのでこれはこれで良しとします。
アイヌの伝統芸能の上演は初めて見るのですが、日本古来の伝統芸能とは全く違うもので驚いてしまいました。
皆さんも体験してみると驚くことがたくさんあると思いますのでぜひお出かけください。
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