函館の旅3回目になります。
本記事ではタイトルの通りに道南いさりび鉄道に乗ってきました。
路線は五稜郭から木古内までの37.8kmを結ぶ旧JR江差線です。
五稜郭から函館まではJR北海道の函館本線に乗り入れてます。
出発は函館駅から
ローカル線の旅は函館から出発します。
函館駅1番線、2番線から道南いさりび鉄道は発車します。
いさりび1日きっぷを購入
前回紹介したスマホで買える市電切符の中にいさりび鉄道の1日切符を発見。
こちらも購入して乗ることにしました。
往復するだけで元が取れてしまいます。
ただ、函館〜五稜郭はJR線なので別途料金が必要です。
片道250円です。
切符の購入はDohNa公式サイトまで
この切符は片道分よりも安いので往復するだけで十分すぎるほどお得ですのでお勧めです。
ちょうど旧国鉄型急行色のキハ40が入線してきました。
昭和の鉄道旅を再現したような色合いはローカル線の旅をいっそう盛り上げてくれます。
この塗装が昭和らしくレトロで良い感じです。
車内で駅弁など食べると絵になるでしょう。
ちなみにこの列車は電車ではありません。
ディーゼルで走るいわゆるディーゼルカー(気動車)になります。
もうひとつ、この列車そもそも冷房装置はありません。
真夏の停車中は少々暑いかもしれません。
しかし、そこは北海道、走り出すと開けた窓から涼しい風が入ってきて気持ちが良いです。
車内の道南いさりび鉄道の路線図です。
晴れていると海が青く、函館山が綺麗に見えます。
「渡島当別」と書いて「おしまとうべつ」と読みます。
トラピスト修道院の最寄駅です。
ここから徒歩で20分程かかりますが、坂道なので駅前から電動アシスト付きのレンタサイクルを借りたほうが良いと思います。
トラピスト修道院は前回の記事で紹介しております。
都会と違って本数が少ないので前もって時刻を確認してから乗車しましょう。
観光列車「ながまれ号」のご紹介
道南地域の食や文化といった魅力ある情報の発信により、観光の方々にもご満足いただけるよう、北海道の補助事業を活用して、JR北海道より譲り受けるキハ40気動車を2両改装し、開業の3月26日より運行を開始しました。
「ながまれ」とは、道南地域の懐かしい方言「ゆっくりして」「のんびりして」の意味です。
普段は日常の通勤・通学・お買い物など、皆様が利用する列車として運行しますが、観光団体用に車内でお食事が楽しめるようなテーブルやヘッドレストを設置した特別仕様としてもご利用頂けます。
道南の名産「道南杉」を使用した内装を配し、日没後の函館山のシルエットに津軽海峡に煌めく漁火と、道南の街の灯り、空にスターダストをまとい、のんびりとした旅へご案内します。
日本旅行で予約が出来ますが、この日は設定除外日で運行されていませんでした。
道の駅 みそぎの郷きこない
1時間も揺られているとあっというまに木古内に到着
駅を出てすぐの列車で行ける木古内駅にある道の駅に行って見ました。
道の駅の前に大きなご当地キャラ(キーコくんというらしい)が置かれているのですが、よく見るとポストになっていました。
キーコくんの全身の赤は木古内町特産品のあか牛「はこだて和牛」の赤でもあり、木古内町のサラキ岬に沈む美しい夕日の赤もイメージしている。 目が青いのは、木古内町の目の前の津軽海峡をイメージしているのだとか。
道の駅の店内に入るとやはり海産物が多いです。
北海道ならではの毛蟹はやはり気になりますね。
かにめしは有名な駅弁です。
いかめしも元々は駅弁
ここで目に止まったのが「塩水 生うに」そういえばホテルの近くで塩水生うに丼が5000円とあったような。
結局衝動買いをしてしまいました。
うに丼が食べたくてホテルに帰ってから作ったのがこちらの写真
道の駅で買った塩水生うにと木古内産の日本酒。
函館海鮮市場で買った海鮮丼の上だけ蓋によけて代わりにウニを置いて見ました。
塩水生うにって甘くて美味しいです。
子供の遊戯施設も完備です。
道の駅からは直線で5分もあれば海辺に出られます。
浜辺の名前はみそぎ浜
みそぎと言えばお清めです。
木古内のみそぎ浜は「寒中みそぎ祭り」が行われるそうですが、真冬の海で沐浴を行うのは聞いただけでも寒そうです。
ここで真冬にみそぎが行われます。
夏場だと景色も良くて気持ちが良いのですが、真冬の海は荒れて大変なのではないでしょうか。
夏なのに誰もいない浜辺はちょっと寂しい気持ちもあります。
折り返しも同じ列車になります。
国鉄時代から継承されているのではと思われるブルーのモケット地がいい味出してます。
途中のすれ違いで色違いが停まっていました。
終点函館に着くと更にオレンジのボディの列車が停車中。
木古内で見たポスターと同じ列車でした。
最後に
クレジットカードがあれば気軽に購入できるスマホのフリーパスなので切符と違って手元に残らないと
思っていたら。
翌日スマホでフリー切符を見ると「VOID」となっておりました。
手元に残らない電子切符ですが、このように画像履歴が残ると後々乗車した際のことを思い出して良いですね。
皆さんも函館にいらした際には片道1時間程のちょっとした列車の旅はいかがでしょうか。
都会には無い列車のエンジン音、窓を開けた爽快感、のんびりと走る車窓を眺めると嫌なことが忘れてしまいますよ。
この他にも函館の観光を紹介してますのでよろしければホームから覗いてみてください。
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