札幌から小樽はみなさんも良く出かけることでしょう。お寿司や運河で有名な小樽も実は北海道の鉄道発祥の地としてその歴史は長いです。
明治13年(西暦1880年)に開通した幌内鉄道は全国でも三番目に誕生した鉄道とのことです。小樽から札幌を抜け三笠市まで伸びていて石炭を運ぶために営業を開始した路線です。
今でも小樽に当時の面影を見ることができる遺産も多いのですが、昨今では有名なインスタ映えで有名な線路が残されており、旧手宮線がお散歩コースになっていることも知られているところです。
最終目的地はお子様も大好きな小樽市総合博物館本館(鉄道博物館)ですが、それまでぶらりと観光とグルメ旅をしていますのでよろしかったらお付き合いください。過去の写真(冬の夜)も混ぜて紹介します・
南小樽駅で降りてみよう。
まずは定番のグルメスポット「境町通り商店街」は南小樽駅から入った方がこれから向かう方向が一方通行に出来るので楽です。
小樽駅を基点として散歩に出かけるのも良いのですが、往復するとなると面倒だしくたびれてしまうかもしれません。なので、南小樽駅をお勧めします。改札口を出たらまずはお散歩マップを手に入れましょう。
マップを手にれたら駅を背中に左手に進みます。駅前には案内板が立っていますので、「メルヘン交差点」方面に向かってください。
マップはこちらからダウンロードできますので参考までにどうぞ。他にも色々な観光ガイドが駅にはありますので見やすいものを貰うと良いです。
左手に進むと急な坂になっていると思います。この坂は小樽観光スポットの1つ”メルヘン交差点”に続く「三本木急坂(さんぼんぎきゅうざか)」。その名の通り傾斜8度の急な坂道が続きます。
雪道に慣れていない方は冬場に訪れた際には滑らないように注意して歩いてください。
境町通り商店街を歩いてみよう
ここの交差点から先が境町通り商店街です。交差点の名前はメルヘン交差点
南小樽駅から最初に辿り着くのがオルゴール堂。隣にキティーちゃんのお店もあったりします。
中に入らなくても時間になると蒸気時計が動き出して音を楽しませてくれます。
冬の夜は寒いけど幻想的で一層綺麗な街になります。
メルヘン交差点。ルタオ本館もライトアップしてとても綺麗でした。
小樽観光は冬の夜もおすすめです。
ルタオ本店
交差点を挟んで反対側の塔が皆さんがご存知のルタオの本店 ここまで南小樽駅から徒歩で5分ほどと割と近いです。
やはりルタオの本店に来たからにはスイーツを食べたいところですが、今回はソフトクリームで我慢。
それでも濃厚なソフトクリームはクセになりそうです。
ショーケースの中には本店限定の文字が。
限定ものに弱いのですが、ここは我慢。プリンもシュークリームも美味しそうでした。
この先、小樽駅方面まで続く「境町通り商店街」は食べ物の誘惑でいっぱい。どこに入ったら良いか悩んでしまうところ。
小樽には美味しそうなものがいっぱいで誘惑に負けそうです。
なんだかすごい看板もあります。
小樽運河
堺町通りを楽しんだ後は、誰もが知っている小樽観光スポット「小樽運河」へ向かってみます。
“大正硝子館”を通り過ぎ、次の”小樽運河ターミナル”が建つ通りを右手側に曲がります。しばらく歩くと目的地の小樽運河が見えてきますので写真などで見覚えのある風景が広がっていますよ。
「小樽運河」は都市景観100選にも選ばれた景観が綺麗な運河です。旅行ガイドやパンフレットなどでも度々紹介される場所です。画像は昼間ですが、夜にはガス灯が灯り石造倉庫群がライトアップされ、とても綺麗な景観になりますので時間がある方は暗くなるまで待った方が良いです。
冬場のライトアップは素晴らしいので機会がありましたら観光して見てください。
ちょっと寄り道
境町通り商店街を歩いていて本格的なお寿司が食べたいと思ったら、ローソンを左折すると「寿司や通り」になります。お値段はそれなりにしますが、有名店を味わうのも良いと思います。
私もここでお昼と思っていましたが残念なことに休業日に当たってしまったようでどこのお店もお休みでした。
諦めてそのまま寿司屋通りを先に進むと右手に「サンモール一番街商店街」があります。そこの通りにある老舗のお店でランチにしました。
ニュー三幸 小樽本店
あんかけ焼きそばで有名なニュー三幸 小樽本店があります。
老舗らしい風格のあるお店です。 ショーケースの見本を見ているだけでも悩んでしまいますが、いざ店内へ
お昼時でしたのでランチメニューです。結構リーズナブルに食べられそうでです。
歩き疲れて汗をかいたのでとりあえず生を注文
普通であれば名物の小樽のソールフード「あんかけ焼きそば」を頼むのでしょうが、生チラシ海鮮に目が行ってしまいました。
これはこれで満足でした。 ただ「あんかけ焼きそば」が忘れられずに帰りに空港にある「ニュー三幸 新千歳空港店」で食べてしまいました。 やはり美味しいものを食べてる時が幸せです。
コロッケも一緒に注文 醤油とソースの2種類ついてました。 醤油のコロッケも美味。
満足です。
寄り道しすぎたのですが、ここで本来の目的地である小樽市総合博物館本館(鉄道博物館)に向かいます。
小樽市総合博物館本館(鉄道博物館)
小樽市総合博物館本館には、北海道の鉄道の歴史を知る上でも重要な資料が展示されています。その中でも見応えがあるのが蒸気機関車「しづか号」をはじめ、北海道を代表する50両もの鉄道車両が保存・展示されています。お子様は勿論、大人の方も十分に楽しめると思いますよ。意外なことに女性の一人旅の方も何人も見かけました。
入館料
一般400円(冬期300円)
高校生・市内在住の70歳以上の方200円(冬期150円)
中学生以下無料 冬期期間は要問合せ
鉄道記念物になっている蒸気機関車「しづか号」は今にも動き出しそうな雰囲気です。
昭和時代の切符とか行き先表示板もレトロで懐かしい。鋏は子供の頃に見た記憶があります。
昔の時刻表とか凄すぎる
情景のジオラマがよく出来ていて感動物です。
館内はもちろん資料の展示が多くて楽しませてくれるのですが、もっとすごいのが屋外展示品。
キハ82系がいきなりお出迎え。気動車特急として活躍しました。
急行型気動車のグリーン車 乗ってみたい。
機関庫には幌内鉄道時代の機関車も展示。
機関庫前にある転車台。
機関車といえば、現役で「アイアンホース号」1909年に製造された蒸気機関車が動いていました。
屋外展示場の「中央駅」と「手宮駅」の間を往復しているのは感動物。せっかくなので乗ってみました。
客車に乗って、往復約20分間の汽車旅を体験できます。手宮駅では、転車台による、機関車の方向転換も見学できました。つまりここの博物館では転車台が2ヶ所もあります。
来館した方も結構満足したのではないでしょうか。これで400円は安いと思います。
アクセス
住所:〒047-0041 小樽市手宮1丁目3番6号
TEL:0134-33-2523
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旧手宮線を歩いて帰る
昭和60年11月5日に、105年という長い鉄道歴史の幕を閉じることになった旧手宮線を歩いて小樽方面に戻ります。
ここ博物館前から寿司屋通りまで線路が残っていてお散歩コースになっています。
度々、旅行ガイドなどにも紹介されているのでご存知の方も多いのではないでしょうか。また、インスタ映えするので多くの方が写真を撮られていました。
時間がある方、脚力に自信がある方は歩いて見てください。のどかな風景に線路と枕木が風情を感じます。また、駅の跡地もあって廃線跡なんだなと実感できて面白いです。
小樽駅グルメ
このまま電車に乗って帰るのも勿体無いので美味しそうなものを探して見ました。
三角市場
駅を出てすぐ左手の高台にある市場ですが、中は物凄いカオス状態。
どれだけの人がいるんだってくらい激混み。年末の上野アメ横真っ青それも平日ですよ。怖くなって諦めてそそくさと退散しました。
伊勢鮨
駅に戻ってきてカウンターのお寿司屋さん発見 4〜5人も入るといっぱいになる立ち食い鮨店さんです。
待っている間調べてみると有名店のお店が駅に出店しているらしい。
このようなお店は一人客の強い味方ですよね。
ここでは強気におまかせ10貫と瓶ビール
まず4貫が出されます。醤油がないのでおかしいと思っていたら、ネタの上から味付けされているのでそのまま召し上がってくださいとのこと。今までにこのような寿司は食べたことないのですが、なるほどネタの新鮮な味がわかって美味しい。
次の4貫も新鮮で美味しい。 えびが甘くてぷりぷり
いくらは手渡しできました。 いくらがこぼれそう。
最後はウニで締めです。 いやー美味しかった。
小樽サンジェルマン
いまお寿司を食べたのに真向かいのパンがすごく美味しそうで店内に入ってみました。
メロンパンが美味しそう。 買ったのは手前の白砂糖が掛かったチョコレートクリームパン。たまらず帰りの電車で食べてしまいました。
サンドイッチも手頃な値段が嬉しい。
気になったのはこちら「 小樽なると屋」のざんぎが入ったヤンニョムチキンパン
結局、こちらも買ってしまいました。
ホテルに戻ってからいただきました。 ざんぎが大きくて食べ応えありました。
裕次郎ホームで等身大写真が置かれてました。若い女性グループが撮影してましたがこの人知っているのでしょうか。
小樽散策してみて
平日に出掛けたのですが、さすがに北海道を代表する観光地らしく人手が多かったです。結局のところ、観光よりは、グルメ旅になってしまいましたがこの他にも美味しそうなものがいっぱいで悩んでしまいました。皆様も食べるのが好きな方も多いと思います。また小樽に行った際には違うものをレポートしますのでその際には更新します。本当は鉄道博物館がメインでした。
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