四季折々の表情を見せる千葉市中央区にある千葉公園の紹介をします。
アクセス
JR千葉駅より千葉公園口から:徒歩で約10分程
千葉都市モノレール:千葉公園駅下車すぐ
駐車場は体育館の脇にありますが、止められる台数はわずかですし、週末など体育館で大会などがあるとすぐに満車になり止められなくなりますのでなるべく公共の交通機関を利用したほうが良いです。
どうしても車でという方は近隣にはコインパークもありますが公園から少し離れた場所になってしまいます。
もしくは千葉駅周辺の駐車場をご利用した方が確実です。
千葉公園にある天然記念物
千葉公園は千葉県の天然記念物となっている大賀ハスが有名です。
大賀ハスとは1951年に東京大学検見川厚生農場で採掘中に3粒だけ見つかったうちの1粒を植物学者の大賀一郎が花を咲かせることに成功
日本各地は元より世界各国へ根分けされて6月にはピンクの花を咲かせています。
千葉市では千葉市の花として制定されており「ちはなちゃん」というキャラクターまで登場しています。
ちはなちゃんと大賀ハスの紹介は下記のサイトからご覧いただけます。
綿打池のほとりにハス池があります。
綿打池のすぐ側に立っているのが蓮華亭でこちらでは大賀ハスの説明などもみられます。
綿打池
弁天口、モノレールからのどちらの入口から歩いても少し歩くとまずは綿打池が見えてきます。
この池の周りにはベンチがあり皆さんそれぞれに寛いだりお弁当を食べたり、
ボートに乗って池から景色を楽しんだりしています。
春には桜の花が満開になり池と桜の調和が素敵です。
桜吹雪で舞った花びらが池に落ちていくさまも風流ですよ。
ボート小屋には簡易的な食事ができるカフェもあります。
暖かい日などはテラスが開いていればこちらで食事を楽しむのも気持ちがいいです。
池の周りはジョギングコースにもなっており一周走ると600mです。
夜間でも多くのかたが走っていますよ。
ポケモンGoもたのしめます。
ポケモンが大好きな方はたくさんのポケストップがあります。
イベントがある日は多くの方がポケモンを楽しんでおります。
特に池の周りは休日などポケストップから桜吹雪が舞っています。
日頃の運動不足はポケスト巡りをしながら公園内を移動していると知らぬ間に2km〜5kmもあっという間に歩いてしまいます。
疲れたら池のほとりに蓮華亭がありますのでこちらの売店でアイスクリームでも買ってベンチで休憩してみてください。
お花見広場と千葉縣護國神社
体育館と道を挟んで春になると桜が満開になるお花見広場があります。
春にはお弁当を持って楽しんでいるファミリーの方が大勢います。
広場で子供たちが賑やかに遊ぶ姿が見受けられます。
お花見広場の近くには戊辰戦争から太平洋戦争まで国事に殉じた千葉県出身・由縁ある国事殉難者を祀る護国神社、日清戦争以降の戦没者を追悼するとともに、恒久平和を祈念して県が建設した忠霊塔もあります。
昔はあった小動物園と展望台
現在のSLがあった広場には昭和60年頃まで小動物園がありました。
日本猿、孔雀、小鳥などが飼育されており子供の頃はよく猿山を見に行ったものです。
無料で見られるのもよかったです。
そのほか、ボート小屋の裏山にはかつては展望台(現・荒木山広場)もありここに登って遠くを眺めたものです。
遊具広場
お子様連れでお越しの際には真っ先に向かう場所では無いでしょうか。
砂場、ブランコ、雲梯、健康遊具などが揃っています。
休日は午前中から子供たちの賑やかな声がしていますよ。
パパさん、ママさんも一緒に子供と楽しみましょう。
鉄道連帯の面影
明治41年(1908年)、旧陸軍はここに鉄道連隊を設けました。
鉄道第一連隊の兵士たちは、この辺一帯の演習作業場で、鉄道の保守、新設、修理をはじめ、敵地での鉄道の破壊訓練を行っていました。
現在でもその名残りとして公園事務所脇のコンクリート造りトンネルや荒木山周囲に橋脚などがあり、当時の面影を残しております。
スポーツ施設
千葉公園内にはスポーツが楽しめる場所がいくつもあります。
競輪場
意外かもしれませんが、競輪場内にはサッカーコート、テニスコートがあります。
私も過去に何度か競輪場でテニスをしましたが、競輪場のバンクがなんとも異様な感じがしたのを覚えてます。
競輪が開催されていない日は一般に開放されており、予約すれば利用できますので千葉市にお住まいの方で興味があればご利用なさって見てはいかがでしょうか。
但し、現在も利用できるかは下記にお問い合わせください。
Tel.043-253-8050 Fax.043-255-1048
野球場
野球場はナイター設備もありますので夜間でも利用でき歓声が聞こえてくることもあります。
もちろん一般の方も利用できますよ。
体育館
こちらではバレーボール、バスケットボール、剣道などの試合が頻繁に行われております。
そのほか、プロレスの試合も行われていたり、様々なスポーツの教室も開催されております。
一般にも利用可能ですので興味のある方は下記のサイトをご覧ください。
公園プール
夏になると子供たちのはしゃぐ声が聞こえてきます。
市民憩いのプールで昭和30年代後半頃には営業を開始していたようです。
料金もリーズナブルですので夏休みには毎日のように通った記憶があります。
四季の表情
千葉公園は四季を通じて様々な様子を見せてくれます。
春
夜にはライトアップされた桜が綺麗です。
パンジーの花も春の終わり頃まで咲いています。
5月には池に鯉のぼりが泳いでいます。
梅雨の季節はハスのお祭りもあり夜間でも賑やかになります。
夏
アサガオ、ひまわりの花が咲いて楽しませてくれます。
秋
色づいた紅葉が綺麗です。
冬
雪の夜の千葉公園入口
まとめ
晴れた日の休日などはピクニックにきている家族連れも多く、ペットを連れて散歩に来ている方もたくさんいらっしゃいます。
池の周りには野鳥もたくさんの種類がいるようでバードウォッチングしている方も。
朝は早くから運動広場ではラジオ体操の音楽が流れており見るとたくさんの方が体操をしている姿も見られます。
このように千葉市のシンボルでもある公園のひとつとして市民に愛されている公園だと思います。
千葉都市モノレールの千葉公園駅下車すぐですが、千葉駅からも比較的近くなのでお散歩がてら自然を感じに訪れて見てはいかがでしょうか。
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