アレンジ次第で旅行会社のパンフレットより自由にお得に旅ができますよ。
今回のルート
- 1日目東京から東海道新幹線で米原に行きます。特急しらさぎに乗り換えて福井まで(福井泊)
- 2日目福井からJRで金沢まで昼間観光して新幹線で富山まで移動(富山泊)
- 3日目富山からレンタカーで白川郷〜雨晴海岸〜富山(富山泊)
- 4日目富山から北陸新幹線で東京へ
このようなコースで北陸周遊観光してきました。切符も良くある往復の切符では無く、コースに合わせた切符をえきねっとで作成し、券売機で買いました。
今回の旅の一番の目的は越前ガニを食べること、二番目は雪の白川郷を見ることです。金沢は冬に何回も観光しているのですが雪化粧の兼六園を見てなくて今年こそはと…先に言ってしまいますが暖冬でどこも雪がほとんどありませんでした。
切符の購入方法、指定席の取り方を下記のサイトにまとめてありますので興味があればご覧ください。
1日目 福井観光
東京駅から東海道新幹線を乗り継いで米原へ更に特急に乗り換え1時間程で福井に到着します。 切符は駅員さんに途中下車と告げて降ります。この切符は東京に着くまで使いますので旅行中は無くさないようにしなくてはいけません。福井ですが、去年も宿泊しており東尋坊、恐竜博物館を見学いたしました。
今回は駅について宿泊先のホテル(後ほど紹介)に荷物を預け向かった先は福井駅からバスで30分のところにある丸岡城です。
現代に現存する天守閣は全国で12箇所とのこと、北陸地方では、ここ福井の丸岡城のみが現存する唯一のお城です。この丸岡城は、現存する最も古い建築様式を有しているとされ、「文化財保護法」で定められた、国の重要文化財の指定を受けている天守です。
写真の見た目ではこじんまりとした雰囲気ですが立派な風格を醸し出しています。
ここの天守閣は映画の撮影等でも使用されたとのこと、ここまで来るのに急な梯子のような階段を登って来なくてはならないのですが、当時の人たちは平気で普通に登っていたのだろうかと疑問を持ってしまう。
付近の模型がありましたので覗くとよく出来ていて面白いです。
福井駅に戻って来ると恐竜くんたちのお出迎えです。可愛いマスコットの恐竜くんたちもいて写真撮影しているファミリーもいました。
それにしても立派な恐竜です。駅の壁いっぱいに恐竜が描かれていて必見です。
ユアーズホテルフクイ(2024年にコートヤード・バイ・マリオット福井としてリニューアルオープン予定)
1日目の宿泊ですが、ユアーズホテルフクイです。駅から近くて観光の拠点にはぴったりの立地です。実は去年もお世話になった大のお気に入りのホテルです。
もう一つ泊まったのには理由があります。今回の旅の一番の目的です。ユアーズホテルフクイは本場の黄色いタグが付いた越前ガニのコースを宿泊料込みで安く食べられるのです。
それも1人1匹もついてますので食べ応えがあります。
この時は足が動いていました。
和食のコースは見た目も綺麗なので味と彩りで楽しめます。
お刺身に人参の蟹のオブジェがこれから蟹を食べるぞと気分を盛り上げてくれます。
これだけ並んでいると一品一品味を噛み締めて楽しめ流ので嬉しいです。
贅沢な食べ方です家でカニを食べる時は1匹を何人で食べたか思い出してしまいました。
越前ガニの雌です。食べられる期間が雄より短く年内で終了です。セイコガニと言われてこれを目当てに食する方も多くいます。
今回の旅の目的です。どれも美味しい料理に大満足です。この他にカニ足の天ぷら、越前そば(または蟹雑炊)、などが付きます。贅沢ですよね泊まった甲斐がありました。この料理の数々、見た目も味も抜群でまた来ようと思ってしまいました。
食後、部屋に戻る途中で何気にショーウインドウにホテルメイドのケーキを発見。食べたくなって部屋に持ち帰りして食べてしまいました。さすがホテルメイドのケーキです。美味しいので大満足です。買って正解でした。
こちらのユアーズホテルフクイさんは2020年5月で一旦営業を休止するそうです。新幹線が開業する2023年にマリオット系列のコートヤード・バイ・マリオット福井としてオープンするとのことです。ユアーズホテルは最近のホテルの中でお気に入りのひとつのホテルでした。また、私はマリオットホテルのファンでもありますのでオープンしましたら真っ先に宿泊したいと思っております。それまで期待してオープン日を待つことにします。唯一マリオットになっても越前蟹のコースが食べられると嬉しいのですが。
2日目 福井〜金沢〜富山
朝も割とゆっくり目に出発です。団体旅行だとこうも行きません。更にホテルが駅に近いとゆとりを持って行動ができます。
まずは福井駅から昨日途中下車で使った切符を駅員さんに見せて改札を通ります。金沢へ特急で移動です。約50分程で金沢へ到着。ここでも途中下車で改札を出ます。
今回は兼六園まで徒歩で散歩がてら移動です。天気が悪かったのでちょっと不安でしたがどうにか到着。雪景色を期待してたのですが、今年は暖冬で雪が全く無いのが残念です。
1時間程歩いて結構疲れたので見学も早々にすぐに休憩w
実は何回も来ているので観光より美味しいものを食べるのがメインだったりします。歩き疲れた後の甘いものは最高です。
本日は元旦なので金沢で初詣です。 ステンドグラスで有名な尾山神社。ライトアップがとても綺麗ですね神社らしく無いのもいいかも。
またまた頑張って 金沢駅まで徒歩で移動。 疲れましたけど駅前が綺麗で癒されました。
ここから新幹線で富山へ移動です。途中下車した切符で入場、その前に別途富山までの新幹線自由席を買い求めます。20分くらいで富山に到着です。
ここで注意です。
今回使用している切符ですが、JRのみ有効の切符です。首都圏から来ていると分かり難いですが、金沢駅から富山駅に在来線で向かう路線はJRではありませんので別途乗車券が必要です。新幹線が開通したことによりJRから「IRいしかわ鉄道」「あいの風富山鉄道」の第三セクターの2社になりました。ちなみに新幹線に乗車する場合はJRなので有効です。(別途新幹線特急券が必要)
今夜の夕食は駅弁です。 なにぶん元旦なのでお店がお休み でも美味しそうでしょう。金沢を歩いてお腹が減っていたのであっという間に完食いたしました。
今夜の宿は駅からすぐの富山地鉄ホテルです。明日はレンタカーを予約しているのですぐに移動出来るように駅近にしました。
3日目 富山〜白川郷〜五箇山〜雨晴海岸
今日は朝早めに8時半にレンタカーを借りて出発です。なぜかと言うと白川郷に向かうので駐車場が一杯になる前に着きたいからです。
富山から高速を使うと白川郷ICで降りてすぐ、1時間程で到着です。10時前に到着したのですが、せせらぎ公園駐車場はすでにいっぱい臨時のみだしま公園に停めることができました。
見ての通り、こちらも暖冬の影響で雪がありません。雪を期待していたのに残念です。
アジア系の外人さんが団体で押し掛けて大声で騒いでいるのには困ったものです。うるさいのでお昼を食べずに退散です。
お昼は道の駅白川郷でいただきました。この道の駅には合掌ミュージアム(無料)があり本物の合掌造り家屋を移築し、建築過程を分かりやすく展示・解説しています。無料でここまで展示しているのはすごいです。
時間があったので五箇山まで車を走らせ富山県の合掌造り、相倉合掌集落も見学させていただきました。 白川郷と近いのですが、白川郷は岐阜県(飛騨)、五箇山は富山県(越中)になります。
白川郷と違って集落は素朴な感じです。
観光客が少ないのでなぜかほっとしてしまいます。
こちらの集落はあまり観光地化されてなく、地元の子供達が走る姿を見て生活感も感じられてよかったです。来て大正解でした。
次の目的地へ高速道路で移動します。1時間半程で到着
富山でも有名な景色が見れるスポット雨晴海岸です。この景色を見るために来たようなものです。雪を被った北アルプスの山並みが見れて良かったです。
時間が経つにつれ、景色も変わって来て面白いです。列車が通れば良かったのですが。
富山駅に戻りレンタカーを返却してから、本日のお宿は富山駅から路面電車で移動します。
天然温泉 剣の湯 御宿野乃
繁華街に近い街中にある天然温泉 剣の湯 御宿野乃です。
路面電車の移動ですが、富山市内のホテルに宿泊される方は割引がありますので後ほど紹介します。
館内はフロント以外土足厳禁で、全館に畳が敷かれています。
フロントで受付後、靴箱に靴を預ける方式。館内は素足でOKです。
ここ街中ですが、大浴場も温泉なのですが、何と部屋のお風呂まで温泉が出てきます。
(一部の部屋は除く)
お部屋に温泉があるのはいつでも好きな時に入れて贅沢を感じます。
旅の締め括りには最高です。見ての通り茶色の温泉でヌルッとした感じです。
ちなみに大浴場も入りましたが、部屋のお風呂の方がヌルヌル感があるようで効力ありそうでした。
入った後の肌の感じがスベスベモチモチしていい温泉でした。
今回はレイトチェックアウト13時プランで予約しましたので翌日もチェックアウトまでお部屋の温泉でゆっくりしました。
忘れてましたが、このホテルドーミーインなので名物の夜鳴きそばもありましたのでお夜食にどうぞ。
4日目 富山〜東京
この宿の売りですが、朝食から新鮮な海鮮が食べられてとても贅沢です。
海鮮丼にして贅沢に盛ってみました。お昼が食べられなかったのは言うまでも無いです。
チェックアウト後は宿に荷物を預けて、今年2度目の初詣?宿から徒歩圏内で近くの日枝神社に向かいます。
地元の方が多く参拝されていました。地元に密着した神社で親しまれているのを感じられました。
帰りの新幹線までまだ時間があったのでそのままブラブラと、近くにお店を構える有名なお店「反魂丹」さんに伺いました。
老舗の風格が漂う外観です。
我が家にも常備しているお馴染みの物もいくつかありました。
宿に戻り預けていた荷物を引き取り富山駅へ路面電車で向かいます。
旅行者の方には富山市内の各ホテルで路面電車の半額チケット(2枚付き)が貰えますので忘れずに貰いましょう。1回乗車200円が100円で乗れます。観光にも大変お得になります。
今回使用したホテル予約サイト
今回はdトラベルを使用しております。実はここのサイト12月、1月の2ヶ月それぞれ30,000円以上の宿泊すると10,000ポイントプレゼントがあったのでお得と思い予約した次第です。
実は7月、8月の2ヶ月連続宿泊すると15,000円クーポンが貰えるキャンペーンも行っており、その際にいただいた15,000円クーポンを使用しておりますのでとてもリーズナブルに宿泊できました。
合計すると25,000円分浮いたことになります。ドコモの回線をお持ちの方、dカードをお持ちの方は使わない手はないですよ。
勿論、私のようにどちらも契約していなくてもクーポンをゲットしてお得に泊まれることには間違いありません。
まとめ
帰路の富山駅では前もって予約した新幹線指定席券と途中下車した切符とともに入場して帰路に付きました。 最近では途中下車を知らない人も多いのではないかと思います。1枚の切符でこの方法だと1週間程期限があるのでとてもお得で、一方通行になりますので戻れませんが、周遊旅をするのであればお得な切符です。仮に東京〜金沢の往復で切符を買うよりも料金は安くなります。それでいて切符の経路であれば途中下車できますので観光できる場所も増えて行動範囲が広がりますのでぜひ試してみてください。
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