普通、東京から名古屋までであれば新幹線を利用するのが一般的ですが、前から気になっていた新東名高速ハイウエィバスを利用してきました。
結論から言うと思っていたよりも快適なバス車内でした。
残念ながらコロナの影響もあり減便しており、乗りたい時間帯が運休していたのは残念です。
出発は東京駅八重洲南口の前にある高速バス乗り場です。
初めてでしたので早めに行ってバス乗り場を確かめる予定が、到着がギリギリの10分前になりそうで焦りながら向かうのでした。
帰路も利用しましたのでご覧ください。
料金
高速バスを使うメリットは新幹線の半分以下の料金で目的地に到着できることかと思います。
今回の予約は往復割引で高速バスネットで予約しました。
高速バスの料金は早く購入した方が割引が高く21日前に購入すると通常料金の半分以下となっております。
ただ、早割りはあまり好きな席が選べないのが残念。
割引表 | 料金 |
---|---|
通常料金 | 5,340円 |
早割り21 | 2,400円 |
早割り3 | 3,150円 |
早割り1 | 3,770円 |
早割り1(土日祝) | 4,200円 |
往復割引 | 9,180円 |
この中でも往復割引は好きな席が選べたり、豪華なクレイドールシートが選べて大変お得です。
バスによってシートの配列も違うようなので行きと帰りで異なるシートのバスにしましたので、別の記事で紹介します。
座席は電話予約も可能です
東京駅にあるジェイアールバス関東東京駅窓口(八重洲南口)でも購入できます。
この日の席は前から2列目を指定しました。
理由は、単純でなるべく前方の景色を見たかったからです。
かといって、1列目は足が伸ばせないのでは?との疑問から却下しました。
(予想は当たってました)
そして、予約時に後ろの席が空いていたのでシートを倒してもいいかなと思ったからです。
もっとも、予約した後に他の方が後ろのシートを予約する可能性も大なので気休めです。
高速バス乗り場
東京駅八重洲南口高速バス9番乗り場から発車します
東京駅構内を移動する場合、八重洲南口の表示が無いかもしれません。
その場合、例えば八重洲中央口を目指して進み、改札口を出たら右の方向に進むと高速バス乗り場と表示が出てきます。
公式ページに10分前に集合と記載があり、焦って乗り場に向かったのですが、東京駅八重洲南口のドアを出るとそこが乗り場ということで拍子抜けしてしまいました。
もし、予定より早く着いてしまった場合は八重洲南口にはマクドナルドなどもありますので時間つぶしに良いかもしれません。
新東名スーパーライナー1号 名古屋行き
今回乗車するのは東京駅7時30分発 新東名スーパーライナー1号名古屋行きです。
名古屋到着は12時39分を予定しています。
少々早い出発時間なのですが、コロナの影響で減便されており次のスーパーライナーが運休となってしまった関係で1本前の1号にしました。
このバスは途中どこにも停車しない名古屋駅まで直行する便になります。
東京駅のバス乗り場に10分前にやってきました。
ちょうどバスもバス停に到着したところでした。
スーツケースなど大きな荷物がある場合は係の方がバスのトランクを開けてくれるので自分で入れましょう。(入れてくれる場合もあり)
バスに乗り込む前にドライバーさんが予約したQRコードを読み込んで確認します。
バスは定刻の7時30分に発車しました。
途中の休憩は足柄サービスエリアと遠州森町パーキングエリアです。
先に言ってしまいますが、女性の方には女性専用席が運転席の後ろにありますので男性の相席が嫌な方はお勧めします。というより、席が空いていればこちらにした方がよいです。
理由は後ほどお伝えします。
バスの設備はどんな感じ
2021年4月上旬現在、新東名高速スーパーライナー1号は4列シートです。
安心のトイレ付き(今では常識?)
受け持ちはJR東海バスでした。
4列ワイドシート
バスのホームページを見ると「4列ワイドシート」と記載がありました。
ワイドと記載があったのでシート幅が広いのかと思いきやそうでもありません。
男同士だと多少厳しいのではと言うのが正直なところです。
なので女性は女性専用席が空いていればそちらを予約した方がよろしいかと思います。
前後の席との間隔は余裕がありますので余程大柄な方でなければ膝が前の席のシートにぶつかる心配はあまりないでしょう。(もっとも身長170cmで私が足が短いのかもしれませんが)
ちなみにフットレストもありましたので靴を脱いで足を置けます。
窓側の下にはでっぱりがある為、窓際と通路側では通路側の方が大きいです。
この日は空いていたので隣には誰も乗車せず、両方を使わせていただいて快適でした。
1列目はフットレストが土足専用で足も伸ばせ無いので感覚的に辛くなりそうでした。
なので眺望を楽しみたい方以外はあまりお勧めしません。
1列目のシートだけ車の運転席、助手席と同じ3点式シートベルトです。
テーブル
テーブルはペットボトルが置けます。
奥行きはスマホを縦においた大きさと思ってください。なのでパソコンを置いて仕事は少々無理がありそうです。
電源
電源はUSBジャックがシート脇に備わっておりましたのでコンセントが無くてもケーブルがあれば充電できます。
ただコンセントは無かったようですのでコンセントを使いたい方は注意が必要です。
wifiも完備してます
嬉しかったのはwifiが使えた事です。
ただ、1回の利用できる時間制限があり180分(だったと思う)が過ぎると再度接続する必要があります。
あと、長いトンネル内は使えなくなりました。
空調と読書灯
天井には空調と読書灯も備わっております。
窓側の上に配置されているので通路側の方は勇気を出さないと遠慮して使えないかも。
トイレ
写真を撮り忘れましたが、後方にトイレも完備しておりますので緊急時にはありがたいです。
トイレが近い方はトイレの近くに席を取った方が良いかもです。
さすがに前の方に座っていて走行時にトイレ行くのはちょっと恥ずかしいかな。
休憩
休憩時はエコノミー症候群の予防を兼ねて、なるべく降りて軽い運動など行った方が良いと思います。
あとはトイレも忘れずに、バスにあるトイレはあくまでも緊急用と思った方が良いです。
足柄サービスエリア
だいたい1時間40分くらい走った頃、工程で言えば1/3でしょうか、足柄サービスエリアで15分の休憩があります。
この日は少々渋滞しておりまして、15分程遅延して到着しました。
朝早く出発してお腹が減ってもこちらで食材が買えるのが良いですね。
B級グルメやお土産もいろいろあるので悩んでしまいます。
トイレ行ってなに買おうか迷っているうちに15分は経過してしまいます。
発車間近ドライバーさんが念のため、人数を確認してしておりましたが置いていかれる可能性もありますので用が済んだら早めに席に戻りましょう。(現在は確認して人数が揃わないと発車できないようです)
戻る際にはバスを間違わないように注意が必要です。
似たような高速バスがたくさん停まっていますので車番を覚えていたほうが良いです。
遠州森町パーキングエリアです。
足柄SAから2時間弱走ったところで、2回目の休憩は遠州森町パーキングエリアです。
こちらのパーキングエリアの停車位置は建物の正面でいい位置に停車します。
こちらも15分の休憩です。
休憩する度に違うお土産になるので前の休憩で買ってもまた買いたくなります。
これも楽しみなんですけど。
発車時刻は停まった際にアナウンスされましたが、写真のように運転席に提示してくれますので聞き逃しても問題なしです。
余談ですが、バスの後ろに広告らしきものがありました
遅延も5分程持ち直し、10分遅れで発車しました。(普通の路線バスでも10分の遅延はありますので誰も気にしてないようでした。)
名古屋駅ももうすぐです。
名古屋駅到着
約10分遅れの12時49分に名古屋駅に到着しました。
途中、首都高で渋滞があったものの、もう少し遅れると想定していたのでバスにしては上出来な時間では無いでしょうか。
新幹線と一緒に撮りたかったのですが直前にバスが発車してしまい撮れずじまいでした。
まとめ
いかがでしょうか。
はじめて新東名高速バスを利用しましたが、なかなか快適でした。
都内で渋滞があった他はスムーズに走行しており、ほんの少しの遅延で名古屋に到着しました。
料金も通常料金で新幹線の半分以下、早割ならそれ以上にお得になります。
直行便で約5時間掛かりますが、時間に余裕があればバスでの移動も良いのではと改めて実感した次第です。
デメリットはシート幅がもう少しあると嬉しいと思います。
満席時、大柄な方と隣あうと窮屈になりそうな予感がしました。
女性は女性専用席がおすすめです。
小さなお子様連れは少々長丁場でキツイかもしれませんので他の方に配慮が必要になると思います。
この日はたまたま隣に親子で乗っていましたが(2〜3才くらいの女の子)が静かでおとなしくて逆に驚いてしまいました。
長時間なのでパソコンを使いたいところですが、テーブルが狭いので無理でした。
どうしてもの場合は必然的に膝の上になります。
5時間の間、私は半分くらいは寝ていたかも、あとの時間はamazonで音楽を聞いて過ごしました。
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